浮遊船

しばらく旅行記が続きます…すいません

邦画 1981年〜90年

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こちらも飯村隆彦氏によって撮られたもの。

現代音楽のクラシック:ケージのボイス・パフォーマンス

「ジョン・ケージ・パフォームス・ジェームス・ジョイス」1985年、15分、カラー
出演:ジョン・ケージ

現代音楽の巨匠で、音のない「サイレンス」作品でも有名な、ジョン・ケージが自宅で
飯村のためだけに演じた私的なボイス・パフォーマンス。
現代文学の古典:ジョイスの難解で知られる小説「フィネガンス・ウエーク」を
さらに難解にした(?)易によるパフォーマンス。読む、歌う、囁く、の3通りの声で演ずる、
解読不可能なケージ語が、何とも不思議で、魅力的、ケージの念仏である。

現代音楽の先駆者、ジョン・ケージが自らジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」を
易のチャンス・オペレーション(偶然性)によって、自由に文字を組み合わせた
人工語の文を三通りにわたって〈読む〉〈歌う〉〈ささやく〉ボイス・パフォーマンス。
ケージの私的なパフォーマンスの貴重な記録。
                                  (チラシ解説より)

私はジョン・ケージを知らない。
そしてジョン・ケージのボイス・パフォーマンスというものを初めて(恐らく初めて)観たが、
なんでしょうか、これは、不思議なものですねー。
これは確かに解読不可能です(笑)
飯村氏もこの作品解説をする際に、「解説できない。分からないから。」と仰っていました(笑)

最後に、飯村氏のショート・フィルムなるものを特別に上映してくれました。

■題名不明:初期作品
題名のようなものは出なかったので、分かりませんでした。
これは8ミリのフィルムに針で穴を開けて、
古事記の最初の数ページの文字を彫ったものです。
カメラを回すと、早くて文字は読み取れません。
しかし飯村氏曰く、それが狙いとのこと。
「文字のダンス」を見て欲しいのだと。
この文字のダンスが部屋の天井や壁、床に映し出されます。
飯村氏は、カメラを持ちながら上へ下へと映像を映していました。
大変面白い。「文字のダンス」は面白くもあり美しくもあり、ず〜っと目で追ってしまいました。
こういう遊びは楽しいですね。

■LOVE to LOVE:
確かこんな題名でした。
ジョン・レノンが「ラブ」を歌っているものです。
飯村氏がたまたま撮ったものだそうです。
録音されているのは、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの会話。
そして、ジョン・レノンが調子を整えながら「ラブ」を歌う。
映像は、その時の写真が流されます。
飯村氏曰く、“このフィルムは色々あってあまり上映しないことにしているから、
今日は特別ね…”とのことでした。

“最後にポピュラーなものを流して終りにしよう”ということで
ジョン・レノンの「ラブ」で終わりました♪
特別に上映されたショートフィルム2本もとても興味深いものでした!
飯村隆彦作品の上映会、満足でした☆

1988年
監督:市川準
脚本:鈴木聡・市川準
音楽:板倉文

出演:ハナ肇、西山由美、植木等、谷啓、犬塚弘、伊東四朗、木野花、すまけい、村松友視
   ジャイアント馬場、イッセー尾形、安田伸、石橋エータロー、桜井センリ

★★★★
定年間近の万年課長(ハナ)の悲哀をペーソス豊かに描き出す。退職のはなむけにジャズバンドを
結成するという設定でクレージーの面々が顔を揃える。植木等は会社の守衛役で登場。
                              (新文芸坐チラシ解説より)

なんだか、悲しくなる作品だった。悲しすぎて見たくない気までしてくる。

私はクレージーシリーズや、植木等の無責任シリーズなどを観たことがないのだが、
なんとなくこの作品を観ていると、時代も変わり、歳もとり、クレージー世代も引退…
あの頃のサラリーマンも今ではこんな寂しい姿になり…といった感じで、
ポッと温かくなる場面もあるのだが、やはり切なくて仕方がない。
クレージーキャッツの姿が、こんなに切ないなんて…やっぱり見たくない気もする(涙)
なんか、お別れを言われているみたいだよ。切な過ぎてボロボロ泣いてしまった。

でも何故か引きこまれてしまいましたね。
ドキュメンタリーとは違うんだけど、ドラマっぽくない感じの映像で、
サラリーマンの姿にしてもOLたちの姿にしても、隠し撮りしているような…そんな感じでしょうか。
だから台詞も台詞っぽくなくて、日常会話を盗み聞きしているような…そんな感覚です。
だからこそ、本当の姿っぽくて、退職する花岡(ハナ肇)に対する部下たちの冷たい態度や、
世渡りの下手な花岡が上司にペコペコしている姿などが、よりリアルに切なく映るんですね。
家の中でも特別面白いことはない、たまの休みに川原でバーベキューをしたりもするけれど、
家族もバラバラで張り合いがない。会社でもこれといった楽しいこともなく、
ただ一つ新入社員の由美を見ることが癒しになっているくらい…
ああ、会社勤めをしているお父さんたちって、実際こんな感じなのかも知れない…と垣間見た気分。
家での様子も、家族で言葉を交わすことも少なくそれぞれ電話をしたり食事をしたり寛いだり、
バラバラ。それが却って本当らしく見えて、どこかの家族を覗き見ているような感じだ。

ジャズバンドを結成することになり、クレイジーキャッツの面々(会社の同僚や守衛たち)が
集まって話をしたり練習したりする場面、あそこは本当に自然。
実際、あんな風にみんなで音楽の話をしたんじゃないかなーと思う。それくらい自然だ。
このクレイジーキャッツのメンバーが集まる場面が好きだったな。
それにしても、こんな豪華なジャズバンドが結成されちゃう会社はスゴイゾ!

何故か最後の盛り上がるぞ〜というコンサートの場面でも、
息子の家庭内暴力により花岡が自宅に戻るという、
どこまで悲しいんだよ!!という展開が用意されている。
これにはたまげた。ああ、ここで感動のフィナーレとはせずに、
さらに一発お見舞いしてからフィナーレに突入するのね…と。
本当のところ、何故ここで息子の家庭内暴力を挿入して、
折角のコンサートを一度ぶち壊すという作業をしなければいけなかったのか…
私には分かりませんでした。

今度こそ本当のラストの演奏は、素晴らしかったです。
でも、この演奏が素晴らしいだけに、また日常に戻っていくその後が、妙に虚しかったですね。
最後の最後まで切なかったのですが、ただ、演奏後それぞれ日常に戻ったメンバーの顔が
とても穏やかで満足気だったので、寂しさを伴う充実感を残して見終えることができました。
クレイジーキャッツのメンバーは、どんな気持ちでこの作品に臨んだのだろうか…。
やっぱり作品内と同じように満足だったのかな。

単調な感じの作品の中で、パッパッと印象に残る笑いがあった。
花岡が残業をしていると、酔っ払った部下が戻ってきた。
その時、ビンゴ大会で当てたというおもちゃで、花岡と部下が遊ぶというシーンがある。
そこで通りがかった社員が「なにやってるんだ!」と言うのだが、
この一言と遊んでいる2人の“間”で、見事な笑いを生み出している。
また、守衛の家に練習をしに行ったシーンもおかしい。
まず、超豪華な日本家屋に住んでいること。
それから、お茶を出しに来た若い娘が実は守衛の妻であるという設定。
ここでも、守衛役の植木等が「あ、妻です」と紹介するだけなのだが、
その妻の登場と、他のメンバーの表情と、この植木の台詞が絶妙な“間”で、笑いを生み出していた。
単調な中で、パッとインパクトのある笑いを生み出す才能がある監督なのかなーと感じた。
他の作品は一つも観ていないので、分かりませんが。

実のところ、この監督の演出が良いのか、クレイジーキャッツが良いのか微妙なところです。
この台詞の少ない自然体の演出も、クレイジーキャッツの魅力あってこそ
活きてくるのかな〜という気もしてきます。
それにやっぱりクレイジーキャッツでなければ、この作品にはこれほど満足しませんでしたね。
この満足度は、ほぼクレイジーキャッツに向けてのものです。

展開だけ見るならば、あまり好きではない部分もあったし…。

「狂った果実」

イメージ 1

1981年
監督:根岸吉太郎
脚本:神波史男
音楽:甲斐八郎

出演:本間優二、蜷川有紀、益富信孝、永島暎子、岡田英次、小畠絹子、無双大介、鈴木秋夫
   高瀬将嗣、翔野幸知、アパッチけん、北見敏之、花上晃

★★★★★
思い入れの強い作品です。
私がロマンポルノに魅せられるきっかけとなった作品です。
2年半ぶりくらいに観ましたが、やっぱり良かったです。

昼間はガソリンスタンド、夜はピンサロのバーテンをし、
ささやかながら幸せな生活を送るテツオ(本間優二)。
一方、金持ちのボンボンたちとつるんだり、義父(岡田英次)と男女の関係を持っている、
どこか満たされない令嬢チカ(蜷川有紀)。
ある日、チカがテツオに興味を持ったことから2人の関係が始まるが、
生活の違いやチカの自分勝手な振る舞いにより、どこか噛み合わない。
チカが義父と関係を持っていると知ったテツオは、複雑な気持ちで義父を脅迫する。
それを知ったチカは、今度はボンボンたちをお供にテツオの働いているピンサロを荒しに行く。
ピンサロの店長(益富信孝)は不在だったが、乱闘の末、店長の女房・春恵(永島暎子)が
流産する。店長は仇を討つためにボンボンたちのたまり場のバーへと乗り込む。
テツオは、こっそりナイフを持って、店長に同行した。
バーでの乱闘、それを見守るチカ…。

本作では、何と言っても蜷川有紀さんが光っている。
絶対に周りに居て欲しくはない、何を考えているのか分からない役だが、兎に角いい。
とは言え、この満たされない若い女が、惹かれている男を傷つけることで愛するという行為には
なにも共感はできないのだ。どうもサディスティックな性向があるとしか思えませんね。
空虚な気持ちに支配されることに共感はできても、
傷つけ合うこと(ホント、身体的に傷つける)は共感できないんだ。
「好きな人だからいじめたくなる、そんなところでしょうか」などと言っていますが、
まー、いじめる、なんていうレベルじゃないですよ、ちょっと。
それでも、チカに魅力を感じてしまうのは、あの生命力を感じない
フワフワした抜け殻のようなキャラクターかな。
兎に角、蜷川有紀さんがいなかったら、この作品もこれ程好きではなかっただろう。

蜷川有紀さんの台詞が良いです。
「強姦魔さーん」と叫びながら、ガソリンスタンドの周りを自転車でクルクル走るチカ。
(この時の奇抜な服装が、なんとも言えず可愛い蜷川有紀さん♪)
ピンサロを荒しに来たチカに怒りをぶちまけるテツオに向かって、
「恐らく好きなんだと思います。」
バーでの乱闘シーン、警察に電話をかけようとした店長を止めて、
「見ていたいんです」
乱闘が終り、ナイフで刺されてピクピクしている若者や滅茶苦茶に殴られて死にそうになっている
ピンサロの店長が横たわる中、店を後にするテツオ。バーの店長は警察に電話をかける。
「犯人は今逃げました!…チカちゃん、あの男のこと知ってるんでしょ?」と聞く店長に対して、
「全然知らないんです」と無表情で答え店を出るチカ。
チカはなぜか“ですます調”(笑)この言葉遣いがいいんです。
抑揚のない喋り方が好きです。
「強姦魔さーん」と「見ていたいんです」は、結構な名台詞だと思いますよ。

作品の見所は、やはり後半のバーでの乱闘シーンだと思います。
ここからは、もう一気にダーッと展開していって、
初めに観た時も、2回目の今回も、
この乱闘シーンから血圧が上がったまま作品を見終えました。
ピンサロの店長は元ボクサーなので強い。
初めは若者相手に優勢だったが、何しろ相手は5,6人いる。
次第に店長がやられ出して、仕舞いには痙攣を起こし始める。
ほんっとに、ここの暴力シーンは涙が出る程、思わず目を背けたくなる程痛々しくて、
初めに観た時は軽い眩暈を起こしかけた。
なんてったって、このボンボンたちが、同情の余地ゼロな奴らだから
この暴力シーンはただただムカつくのと益富信孝さんが可哀想なのとで、いっぱいなのです。
私は作中人物の感情移入してしまう人がヤラれていると、
自分の体も痛くなる人間なので、益富さんに感情移入してしまった本作は辛かった。

この益富さんの痙攣する横で、既にボコボコにやられて震えているテツオが狂ったような顔つきで
ナイフを取りだす。ここの本間優二さんの演技も好きです。
痛みと恐怖と怒りで震えている、
そして「なんか俺、変なことしてる??」っていう、完全におかしくなっているような表情で
次々にボンボンを刺していく。

チカは一体、この乱闘シーンの何を見たかったんだろう。

ジョギング、労働、鯉こく…テツオには逞しさがある。
それなりに充実している。
一方金はあっても、友人関係親子関係が全て虚しく、満たされていないチカ。
テツオへの嫉妬なのか?
充実している男に惹かれながらも、ぶち壊してやりたいと思うその愛情がなんなのか…
以前飼っていた猫を、可愛がるあまりいじめたくなったことがあったが、あの気持ちと一緒なのか??
いや、私はせいぜい、フローリングで猫ボーリングをするくらいだった。

不思議な感覚になる作品なのだ。
ただ、ボンボン=自分勝手な悪人、貧しい人=健気に逞しく生きている、という構図が
強調されると嫌ですね。私はこの点よりもチカの不思議な魅力と後半の展開に目がいってしまったので
それほど気にはなりませんでしたが。
ラストで流れる、アリスの「狂った果実」が良いです。
アリスの歌をバックに、血だらけのテツオが田舎の母親に電話を掛ける、
チカは自分の部屋で模型飛行機を飛ばす。この映像が好きです。
(そう言えば模型飛行機、同監督の「オリオンの殺意より 情事の方程式」でも出てきたなー)

この歌と蜷川有紀さん、それがこの作品を好きな要因ですかね。

イメージ 1

イメージ 2

1984年
監督:那須博之
脚本:佐伯俊道
音楽;スペクトラム

出演:山本奈津子、小田かおる、渡辺良子、美野真琴、由利ひとみ、志水季里子、井上麻衣

★★★★−
仲良し二人組のメグとしのぶがライバル校同士のプロレス愛好会に入部する。やがてブティックで
働く和雄に二人とも恋をしてしまい…。試合と恋のスリーカウントをとるのは果たしてどちら?!
後に「ビーバップ・ハイスクール」シリーズで集団アクションものの才能を開花させる那須博之の
スポ根ポルノ。実際に女優たちが特訓の末挑んだというジャイアント・スイングなど、大技の数々も
必見!!(チラシ解説より)

私はスポ根ポルノが好きらしい。
しかし、これは濡れ場が多いですなー。
濡れ場(レズっぽいのも含めて)と、その他の部分が、丁度半々くらい…
いや、濡れ場の方が多いんじゃないか…とさえ思う。
そして、その濡れ場が妙にイヤラシイ(笑)リアルと言おうか…。
苦手な人は全く駄目な作品だと思う。
でも、私は案外この濡れ場、平気だった。
退屈する濡れ場と退屈しない濡れ場っていうのがあって、
どういうものが…とハッキリ言えないんだけど、
やっぱりストーリーが面白かったり、画面が美しかったりすれば退屈しないだろうなーと思う。
後は女優さんにもよるだろうなー(笑)
これはおバカ映画(←誉め言葉!)だから、な〜〜んにも考えずに楽しんじゃえば良いんです♪

冒頭から凄いです!メグのお姉さんがリングで格闘している場面なんだけど、
ボロボロにやられちゃってる!そして水着の上半身を脱がされて(こんなプロレス見たことない!)
乳房に噛み付かれる。そこで相手の一言!
「おまえぇ!AB型だろうっっ!!破滅の味がするんだよっっ!」

なんですかー!!“破滅の味”って(笑)
今度機会があればAB型の友人の乳房を噛ませてもらおっ♪(ウソですよ(笑))

夢の島大学でプロレスをやっていた姉とは違って、虚弱体質のメグは、大学では聖書同好会に入ろうと
決めていた。ところがプロレス愛好会のマネージャーにほぼ騙されるように入会させられて
抜け出せなくなる…なーんていう強引な展開も良いじゃないですかー。

しのぶがメグに向かって言う「処女の虚弱児童♪」も好き。
「なによ!あんたなんてやり過ぎてスポンスポンじゃないの!」
などという台詞も、チャーミングで、いかにもアイドルっぽい甘い声の山本奈津子が言うから可愛い。
「私これを入れると力が出るの♪」とタンポンを入れるメグも好き。
ラストの感動の場面が、タンポンによって与えられたものだなんて、
そんな発想をしちゃう監督(いや、脚本家??)が凄い(笑)

なぜメグが、あんなブティックの男にホの字なのかは疑問だ。
どこからどう見ても、単なるスケベ兄さんなのに…。
しのぶってのはメグが好きなんだろうなー。
しのぶが“レズ”って言われる場面があったけど、
多分そうなんだろうな。男の取り合いだけど、そんなにドロドロしない。
なんせ、おバカ映画だから(笑)

月島が出てきますね。何度か行ったことがありますが、
あの商店街なんかも懐かしくて、とても興味深く見ました。

プロレスシーンは結構迫力ありますよ〜。
女優さんたち頑張ってるな〜って感じ。
受身の姿勢をきちんととっていれば、それ程痛くはないんだけど、
あの回数は流石に痛かったんじゃないかなーと思います。

蝉の真似事をする練習やお風呂場で先輩に性の奉仕をしたり…という訳の分からないものもあったが(笑)
展開の仕方も含めて、そりゃないだろっ!とツッコミたくなるようなところが面白いんですよね♪

テンポも良かったし、ギャグ満載だし、あまり興味のなかったプロレスも
観ていると結構楽しかったし、なかなか素敵な作品だった。
同じく山本奈津子主演の「宇能鴻一郎の濡れて打つ」(金子修介)の方が面白くて好きだったが、
こちらのバカっぷりも好きだった。
アイドルっぽい演技の下手さ(わざとらしさ)も魅力の一つ♪

「女教師狩り」

イメージ 1

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1982年
監督:鈴木潤一
脚本:斎藤博
音楽:甲斐八郎

出演:風祭ゆき、伊藤京子、梓よう子、井上肇、石神一、錆堂連、石川雄大

★★★+++
自分の教え子・大介(井上肇)が女子生徒・緑(伊藤京子)に暴行したと連絡を受け、
事実を追及する女教師・島子(風祭ゆき)。周囲の疑惑の目から耐えられなくなった大介は
退学届けを出して家出する。
実は大介と緑は恋人同士だったのだが、緑に密かに想いを寄せる良夫(石神一)が嫉妬して
嘘の密告をしたのだった。緑も本当のことを言い出せず、結局大介を救うことはできなかった。
夏休み。島子は妻子持ちの男・一郎(錆堂連)と密会する為に、一郎の別荘へと来ていたが、
急遽妻子が来ることになり帰宅することになった。
一方家出をした大介は、偶然にもこの別荘がある土地に来て、テキヤの政治郎(石山雄大)と
その情婦今日子(梓よう子)のもとに厄介になっていた。
帰宅した島子は良夫、緑それぞれから事の真相を聞き愕然とする。
自分の生徒を守れなかったことにショックを受け、一人では抱えきれない島子は一郎に会いに行く。
車でセックスはしたものの、一郎とその家族の仲の良い姿を見た島子は、
自分は最早振られたのだと諦める。
そこで偶然大介と出会った島子は、大介に詫びるのだが、大介はそんな島子を犯すのだった。
大介は学校に戻ることにしたのだが…。

3本立ての最後に観たため疲れていたのか…
濡れ場に食傷気味で、ヘトヘトでした(笑)
(と言っても前2本が素晴らしかったので、それほどでもないんですけど)
濡れ場がリアルですね。別にそれはいいんですけど。
濡れ場、多いですよね。それも別にいいんですけど。

キレがいい作品ですね。
だらけてないから、退屈はしない。
鋭い感じ。
66分なので、スパッとうまく纏まっているとは思います。
女教師、女子学生…とレイプものなのだが、
なぜか爽やか。
こんなに爽やかなレイプものって、嫌いじゃない。
女子学生役の伊藤京子って、本当に高校生みたいに見えたけど一体いくつなんだろう。
セーラー服がとても似合っていた。
ちょっと気弱で陰気そうな良夫も、男らしくて力強い大介も、
テキヤのあんちゃんもその情婦も、登場人物とそれを演じた男優・女優陣は良かった。
勿論、風祭ゆきの女教師も。

新学期が始まるまでは、なんだか暗い感じ。
生徒のレイプ事件、それが嘘だったことが判明、自殺未遂する女生徒、大怪我する男子生徒、
退学しちゃった男子生徒、不倫相手とうまくいかない女教師、男子生徒にレイプされちゃう女教師…
一体どうなっちゃうのよ、みんな!

と、思っていたら新学期。
あまりにも急な展開だが、大介がなぜかとても晴れ晴れした顔で学校に戻ってくる。
自分の彼女のはずの緑を良夫に襲わせる。
土砂降りの雨の中でのレイプ。
雨がやみ、女教師とともに身を清める為にプールに入る緑。終り。

ええ〜〜!なんじゃこりゃ!?とも思いますが、
こんな終り方、結構好きです。
夏休み、教師も生徒も、悩み傷付き色々あったけど、
兎に角セックスして鬱憤晴らして、
後は水に(←勿論、プールのことです)流してスッキリしちゃおうよ♪みたいな。
男たちはセックスにより鬱憤を晴らし、
女たちはプールの水で汚れた体を綺麗にする。
それで全てOK!

だって、この作品、そうとしか解釈のしようがないですよねー(笑)
それでこの爽やかさ。
それまでの暗さがこのラストでスパーンと晴れちゃう感じで、後味は悪くなかった。
それ程好きな作品ではないけれど、まー、こんなのがあっても良いかな?という感じだ。

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