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1973年
監督:鈴木則文
脚本:大原清秀、皆川隆之、鈴木則文
音楽:八木正生
出演:杉本美樹、池玲子、荒木一郎、名和宏、三原葉子、太田義鈴、丘ナオミ、西来路ひろみ
衣麻遼子、一の瀬レナ、
★★★★★
(解説)
日本映画を代表する名作「仁義なき戦い」(第一作)の併映作品だったことで知られている。
「仁義なき戦い」のヒットは、作品自体の完成度もさることながら、池・杉本が共演する本作の
強力なバックアップがあったことも忘れてはならないだろう。「女番長」シリーズが高倉健や
菅原文太の主演作の併映だったことは、それが当時の東映では最も客を呼べる人気番線だったことを
物語っている。
関東から流れてきた杉本美樹、関西のスケバン池玲子、この両者が率いるグループが、ヤクザ組織に
いためつけられながらも、やがて復讐を果たすという内容はもはやパターン化された感がある。
しかし池・杉本ともにアクションシーンを無難にこなせるようになり、まさに“フィメール・アクション”と呼ぶにふさわしいシリーズ中の充実作品となった。(後略)
(「Hotwax special collection クイーン・オブ・ジャパニーズ・ムーヴィー 野良猫ロック〜女番長ブルース」より)
この作品は「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」との2本立てで観たのだが、
私は断然こちらの方が面白くて好きだった。完成度が高く感じられたなー。
まず少年院へ行く護送車の中から始まるのが面白い!
監視員の制止もきかずに、変な歌をうたいつづける(笑)そして逃走―。
この時の池玲子のセーラー服姿も素敵♪そして運動神経の良さも見せつけられる。
実は私、杉本美樹の作品は、「徳川セックス禁止令」を観ただけで、まだ彼女の魅力を
よく分かっていなかったのですが、本作を観て“杉本美樹素敵〜〜♪”とヤラレマシタ!
この作品は、池玲子より杉本美樹の方が目立っていましたね。
でもどっちも素敵です♪
杉本美樹の低い声がいいですねー。そして線が細いのに、さすが胸は大きいですね(笑)
とっても綺麗な体だなーと思いました。女でも惚れ惚れして見てしまいます!
綺麗なものは男も女も関係なく見とれます(笑)
私が本作を何故そんなに面白いと思ったのか。
池・杉本両方の活躍が観れたということ、1人の男に2人の女という構図が良かったこと、
ラストまで手を抜かず作られていると感じられたこと、などなどありますが、
1つには三原葉子の存在があったと思う。
ふふ。やっぱり三原葉子最高♪
奥様役ですが、恐喝の材料にする為に、荒木一郎達に騙されてホテルに連れて行かれるんですね。
教育の為の勉強にとかなんとかいって、隣の部屋で激しいセックスをしている2人の姿を
覗かせるのですが、「あら、いやだ、あんな動物みたいな格好をして!」
「まあ!あ、あんな格好まで!あら、今度は立って始めたわ!」なんて言いながら
自分の着物の裾を捲り上げて荒木一郎達に迫るんですね〜(笑)
仕舞いには自分から男に乗っかって…(笑)ほんっと、こういう三原葉子さん素敵です♪
この場面だけでも、面白い〜〜って思って、この作品が大好きになりました♪
そして、もう1つには荒木一郎の存在もあったのだと思う。
私はこの人が作品の中で放つ存在感が好きだ。
ネチッとしてジメッとしているんだけど、どこか渇いていて。
今回はAVの監督(自称?)という設定だが、そのインチキ臭さがとても合っていました(笑)
池・杉本達が復讐の為に乗り込むってなった時に、「一緒に行ってくれるの?」という問いに対して
「よし。俺は行かない」と呆気なく断る場面もおかしかった。
1人の男と2人の女という構図とは言っても、
杉本美樹は“借りは体で返す”というモットーの上でのことだし、
ネチッこいものではないから、好きなのかも。
縄張りと、男も兼ねてなのかな?あの決闘は…。
いや、縄張りかな。決闘シーンも良いですね。
池と男の暗い過去も深いです。
池を組に売っても、最後は命を掛けて守る。男と女というのは一言では語れませんね〜。
それ以上に女同士の友情(?)は素敵です。
「スケバンを救うのはスケバンさ」という杉本美樹の台詞、痺れます♪
杉本美樹が縛られていたぶられる場面も凄かったです。
結構ハードですね。私は爪の間に刃物のようなものを入れられるところが、1番観てられなかったです。
最後の最後までワクワクしました。
ラストが大好きです。
復讐を終えた池・杉本らが去っていくところですが、
それぞれ車を盗んで逃走しているんですね。
杉本と子分が、消防車・霊柩車・バキュームカーで走っているところにパトカーが。
「くそ!おまわりか!」と言ってよく見てみると、なんと池玲子♪
4台で並んで走るところは最高!!
もうここで私は、足踏みして飛び上がるほど楽しくなってしまったのでした♪最後にも関わらず…
池派か杉本派かなんて、決められませんねー。他の作品も観てみたい♪
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