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地球温暖化の影響で、世界的に氷河の雪が減少している事はご存知だと思う。 |
100人の村
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今週の新聞に掲載されたこの写真は、マドレ・デ・ディオスおよびプーノ県の上空から撮影された、ジャングルの様子。 マドレ・デ・ディオス県における金の不法採掘と、そのための環境破壊は、何年も前から問題になっている。それは森林の消失や、川の流れへの影響だけにとどまらず、金の精製に使用される水銀による汚染という、深刻な問題を含んでいるのだ。 1グラムの金を精製するためには、その2〜3倍の水銀が必要なのだそうだ。ペルーの水銀輸入量は、この数年間でほぼ倍になっているが、マドレ・デ・ディオス県だけでも、年間50トン以上の水銀が使われ、処理されないまま地面に垂れ流されているという。そして水銀による汚染の脅威の中に暮らしている近辺の住民には、金の採掘による恩恵はまったく無い。又そうして得られた金が、ペルー国内の人たちの暮らしを豊かに飾っているとも、到底考えられない。 ペルーではその昔、黄金に目が眩んだスペイン人によって、インカ帝国が征服された。
そして現代では、黄金と引き換えに心を売った人間たちが、ペルーのジャングルとそこに住む動植物を殺していく。 マドレ・デ・ディオス県のジャングルには、7月に旅行したのだが、あの密林がじわじわと蝕まれている・・・その様子を想像すれば、人々の心を狂わす黄金の輝きは、悪魔の誘惑であるとしか思えなくなってくるのである。 |
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国連のミレニアム開発目標をご存知だろうか。 これは世界の貧困や病気、教育などの問題に関して、国際開発目標をまとめたものだが、その中に、2015年までに世界の貧困層を半減させる、という項目がある。ここで言う貧困層というのは、1日1ドル以下で生活している人々をさす。 1995年から2008年の間に、ペルーでは貧困層がほぼ半減して、この項目については、ミレニアム目標達成に限りなく近づいている、というニュースを先日読んだ。 ほぼ半減したという現在の統計によると、ペルー総人口の12.8%は極貧層(月収約45ドル以下)で、36.2%が貧困層(月収入約85ドル以下)である。特に山間部では、現金収入の低さに加えて、飲料水や医療等のインフラ不足もあり、肺炎が手遅れになって命を落とす老人や幼児の数は、毎年ニュースになっている。 アレキパでは、大都市の例に洩れず、富裕と貧困が混在している。
毎週末市場へ買い物に行く途中の道には、立ったり座ったり、中には寝たきりの姿勢で、じっとコップを差し出している物乞いが何人もいる。 |
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街を歩いていて、こんな看板に気がついた。 |
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こんなに真っ黒い煙を見るというのも、いまどき珍しい気がするのだが・・・。 |



