胡蝶の夢 〜ペルー篇〜

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コルカ峡谷

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アレキパ一番の観光スポットは、コルカ峡谷。
谷間に悠々と舞うコンドルも、旅の拠点となる宿泊地チバイ村も、アレキパからそこまで行くアンデスの山道も、人々を惹きつけてやまない。
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あまり目立つ山ではないのだが、多分これがミスミ山(標高5597メートル)。

この山が何故気になるのかといえば、ナショナルジオグラフィックの記事にあるように、ここが大河アマゾンの、河口からもっとも遠い水源だからなのである。地図で見るとよくわかるのだが、むしろ太平洋のほうに近いミスミ山から、大西洋側の河口まで、蛇行しながら延々と流れていくアマゾン川の長さは、とてつもない。

川の長さを正確に測るのは非常に難しいそうで、いまだに世界最長の川がナイルなのかアマゾンなのか、意見は分かれているようだ。しかし、6000kmを越える川の長さのわずかな違いや、どちらが一番かなどというのは、大自然の中ではどうでもいい事だ。
それよりも、大河アマゾンの最初の一滴が、この山の雪解け水であると考えただけで、地球上の壮大なロマンを想像し、うっとりしてしまう胡蝶なのである。

下の画像は、遠景にミスミ山を臨み、コルカの谷に広がる段々畑と小さな村(左奥)。
ペルーでは2000年も前から作られてきた段々畑の、一部は今でも実際に使われている。

高地のサボテン

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高山の植物は高度によって種類が変わって行くのだが、3000メートル程度の標高では、意外なほどたくさんのサボテンが生えている。

よく見られるのはこの二種。どちらも高さは1〜2メートルになって、草の間に群生している。

Cruz del Condor

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コルカ峡谷の長さは100km以上。コンドル観察に最適な展望台、Cruz del Condorがあるのは、そのほんの入り口である。この地点では谷の深さは1000メートル程度だが、その縁に立っても、谷底を流れているコルカ川は見えない。

ここを訪れる観光客は、季節にもよるが、一日3〜4百人だろうか。コンドルが現れるのは、日が昇ってしばらくしてからと、巣に帰ってくる夕方なので、コンドル見物の人々はほとんどが、朝8〜10時ごろに集中する。
下の写真では、右側に突き出た岩の上にコンドルがとまっているが、これだけの人間がまるで眼に入っていないかのように、恐れも媚びもなく近くまで来るコンドルの姿は、本当に迫力がある。

今回のツアー・ガイドによると、谷の一番深い部分は深さ4000メートルを越え、世界で一番深い峡谷だということだが、その最深地点は、ここから車で数時間行き、さらに10時間近くも歩いた所なのだという。

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