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仕事の気分転換にTVをつけたら、『ピンポン!』で昨日の事件についての特集をしていた。
その中で2つ、自分の中で納得いく考察があった。
『間接自殺』そして『教育・将来の過大な期待』。
まずは、『間接自殺』という考え。
僕としてはまったくもってわけわからない感情ではあるが、理解は出来る気がする。
代替自殺ではなく、間接自殺。
自己顕示としての重大事件を起こす。
そして、その結果として自分が抹殺される(死刑を含む)ことを望む。
自殺の拡大解釈として、腑に落ちないが納得してしまった。
最後にも書くが、別に殺すことが主たる目的ではなく、インパクトのある事件を起こすための手段が殺人だったのだろう。
かっこいい台詞で言うところの「一世一代の大勝負」と言う所か。(勝負の内容を間違えすぎだが)
そして『教育・将来の過大な期待』。
麻木さんの発言なのだが「昔は、大きな夢(たとえば、歌手・俳優などのタレント有名人。ほかにも王様、石油王とか含む)を語れば『身の丈を考えろ』『出来るわけがない』と否定的に良い、結果的に良い壁になっていたのが、最近は励ます意味なのだろうが『出来ないことはない』『やれば何でも出来るさ!』的な言い方をするようになってきていて、その結果『自分はビッグな存在になれるのに!』と言う過大な自己評価があって、その望みが叶わない状態がストレスになるのでは?」と言う内容だった。
一番しっくり来た、『若者の凶行』の一因だと思う。
もちろん、その背景には最近の芸能界の敷居の低さ(マスコミの持ち上げ方を含む)やネット媒体によるチャンスの急激な増加などがあると思う。
最近とみに思うのは『タレントの特別感があまりに無い』と言うこと。
芸人人気も要因の一つだろうし、素人っぽさが売りのアイドルや有名になればタレント扱いと言うマスコミを含めた異常な持ち上げ方など。
芸人やアイドルは、下手すると宝くじを当てるよりも簡単な『芸能界デビュー』と言う気がしてならない。
そして、そう言うイメージが一般的になっていると思う。
アイドルがすでに偶像なんかではなく、ただの成功者でしかない。
そして、色々な専門家の知名度の高い人がタレント化していくこともそうだろ思う。
弁護士や社長がそうだし、ほかにも有名になりさえすれば芸能界デビュー完了!ってノリがある。
最近では、船場吉兆のおかみが『タレント価値が大きい!』なんて話があるとか無いとか。
ミュージシャンも地道な下積み時代やインディーズ時代を経て…って時代じゃなくなってきた。
ネットを駆使したり、インディーズレーベルがメジャーレーベルを屠ったり。
そう言う世の中だからこそ、『無理だ!』と言えない世の中になってしまった。
その結果、自分に過大な期待をしてしまい、それがストレスになるとも言えなくは無い。
これは誰が悪いと言えない自然現象である。
だからと言って、そのストレスを殺人などで発散させても仕方が無いと言う結論には絶対至らないのですが。
そして思ったことが一つ『誰でも良かった』の根源。
『殺すのに誰でもいい』=『殺すことが目的ではなく、結果的に殺す』なんだろう。
つまり、人を殺すと言う事がどれだけ罪なのかと言うのが解っていない。イメージ出来ていないってことなんだと思う。
だから、『ストレスに負けてお酒を買って煽る(僕、時々してます、反省…)』のと同じ過程でもって『ストレスに負けてちょっと人を殺してくる』なんて考えまで及んでいるのかもしれない。
人の命を自分の命と同じ重さ感じることが出来ていない。
たぶん、『刃物が刺さると痛い』としか考えてなくて、『わき腹から15センチを越えるような刃物を根元まで刺したら、内臓に達し死に至る』なんてイメージはみじんも出来ていないのだろう。
事件の背景やら犯人の気持ち、被害者の気持ちと言うのをいつも考えたりするんですけど、年々ワケわからない事件の数が増えてきています。
今回の事件もいろいろ考え、知ろうとするのですが、うちらの世代(20代中盤、俗に言うゆとり世代初期?)が引き起こす馬鹿げた事件に吐き気すらします。
「死んで良い人などいない」とまでは言えません。(僕の考えではね)
でも、今回の事件において殺されるべき人などいないし、あまりに具体性の無い思想によって無差別に殺されたことは被害者・遺族の思いを察するにも察しきれない惨状だと思うと漠然と苛立ちを覚えます。
どうしたらこんな事件が起きないようになるのかと言う意見が一つも出せないのが悔しいですが、ただ上記の通り間接的にマスコミなども助長していると思うので、今後も放送に関わる仕事をしていく上で色々考えて作って行きたいと思います。
(例えば、声優を芸人扱いしすぎるとかね。貶める行為のみはその人の価値を落とすということに繋がる。結果、身近な存在にしすぎるとか。本当に凄いんですよ、その道のプロって。かんたんになれるなんて思うなよ!)
PS
昨日の現場写真などでたぶん亡くなった女性と思われる方が、右わき腹を刺され道路にひざを付いている姿が映っていました。
サバイバルナイフが相当な長さであったことなどは情報として聞き及んでいたので「あ、誰も手当てに当たっていないけど、傷の位置、危険すぎる」と言うのが解るようなものでした。
確定ではないけど、亡くなる直前の姿を見てしまうことが非常に嫌な気持ちとしてありました。
この記事の解釈によっては『加害者を擁護してる』とか『被害者を軽んじてる』と受け取れなくも無いとは思います。
そして『貴様は何様だ!』って思う人は割りといると思います。
ただ、「ブログは個人の意見を公開するものである」と考えているので、このように書きました。
不快な思いをする人がいましたら、本当にごめんなさい。
ただ「こういう考えもあるんだな」と言う一つの意見として捕らえて下さい。
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