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新宿・スペースゼロで公演された『裁判長!ここは懲役4年でどうすかThe Stage』を観劇してきました。
正直なところ、この舞台はすっごく人を選びますね。
たぶん、普通のストレートな舞台が好きな人には前半がイライラしたと思う。
実は、カンコンキンシアターに馴染んでる人には、この前半のスタイルに慣れているのでそれほど拒否反応無く見ることが出来たと思います。
というのも、脚本・演出が舘川範雄さんなのですよ。
カンコンキンシアターをやっている人です。
だからこその演出なんですけどね。
けど、カンコンキンシアターに比べたら毒気が無い。まったく無い。
ってことで、カンコンキンシアターの毒気だけが好きな人にもちょっと楽しめなかったかもしれません。
僕は、カンコンキンシアターも仕事の縁で何度か見ていたので、個人的には非常に楽しめました。
まぁ、ファッションショーのあたりはもうちょっとなんとかならなかったのかなぁ?と思いましたけど。
最初、裁判のちょっと笑える裏事情のダイジェストスタイルのオムニバスパート。
堅く重い印象のある裁判の実情を見せるのが目的だったと思う。
裁判長がハイタッチしながら困った容疑者を紹介していくパートなんかは僕は好きでした(^^)
あんなに軽い感じでまとめることが出来るのかと、演出として感心してしまいました。
ほかのパートがもうちょっとテンポ良くなって、尺が半分程度になったらもっと良かったかもと思ったり思わなかったり(^^;
最初は気軽に容疑者の駄目さ加減に笑っていたものの、事件が身近な存在に感じてきて怖くなってきたところに、陪審員裁判&非常に判断の難しい裁判のシーンへ。
これがストーリーのメインであり、非常に考えさせられる重いテーマ。
イントロダクション(前半は全部イントロだろう!)で、全てはこのストーリのため。
ちょっとそこまでの流れは良くはなかったですけど、頭の中が傍聴しに行ってるような状態になってから突入し、気持ちはしっかりと世界に入り込めました。
そこからは単純に素晴らしかったので、その一言でまとめてしまいます。
自分も容疑者側になる可能性がある。
被害者は死んでしまって口無し。
自分は悪くないはずなのに・・・なのに、印象によってそれが覆される・・・
怖いですねー。
観劇の後、裁判の傍聴に行きたいと思いました。
人間観察。
平たく言ってしまうとそうなりますが、裁判はその殆ど全てが人の人生を左右するような決定が下される。
そして事件一つ一つに背景がある。
時に理不尽で、時に残虐で、時に・・・
下手なドキュメンタリー映画を見るよりも勉強になりそうです。
文中で色々不満や注文をつけましたけど、楽しめる人には楽しめるものだったと思います。
そんなことを言ったら、大体のものは楽しめるはずなんですけどね(笑)
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2012年01月30日
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