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ラジオディレクターを名乗って8年が経ちました。
去年からラジオからラジオ以外へのシフトをしようとしています。
まず、シフトをしようとしている理由は、この仕事で30年先まで食っていける気がしないからです。
それにもいくつかの理由があります。
まず、業界内での必要なコネが圧倒的に足りない。
僕は一時期はバランスよく4箇所と取り引きしてましたが、現状はラジオ大阪のみです。
ご贔屓さんが少な過ぎる。
便利家業に起因していると思うのですが…「困った時は頼めば良い」と言う扱いなのですが、逆に言えば困ってない時、仕事数が多くない時はこっちまで仕事が振られてこない。
そして、エンジニア出身と言うこと。
エンジニアってのは、ずっと最新技術を追い求め、腕を磨き続けなければならない『専門職』だと思っています。
僕自身がアナログからデジタルの移行期にどさくさに紛れてこの世界に入り込み、『デジタリアン』なんて揶揄されながら新人ながらあれこれ口を出しつつスタジオ内で居場所を確保してしまいました。
単純なミキシング技術はディレクターにシフトをしたことからそれまでの進化のペースよりかなり悪いと思います。
もちろんアシスタントを抱えて、そいつには絶対追いつかれない程度には僕も進歩していますが。
それでもやっぱ『専門職』ってのは離れてしまうと戻るのが難しいなって。
あと、そもそもエンジニアが冷遇されてて金にならない。
なんせ、放送局のミキサーすらヘボなんですから(偶然かもしれませんけどね、出入りしてる局が限られてるもんで)
あと、アニラジ専業の先輩で順調に生きている人をひとりも知らない。
いや、一人いるかな?でもコネの太さが半端無いもんなぁ…僕にはその軌道に乗れない…
ラジオで生きていくには『ラジオマン』じゃなきゃ駄目なんです。
アニラジ専業とか偏っていると、少なくともタレント化するくらいじゃないといずれ若手に食われます。
もしかしたら僕も食ってきた側だったのでしょう。それが食われる側になりつつあるのかも。
僕の先輩でしっかりやっている人はアニメが多いけれどアニメだけじゃないですからね。
そんな大きく3つの理由で自分のアニラジでの限界を感じています。
んじゃどの方向に舵を切るのか。
僕は大きく3つのジャンルで仕事をしています。
純粋に『舞台音響・イベント音響(PA)』、そして現在メインである『ラジオ』、そして『舞台音響・ドラマ演出』です。
そう、少なからずここ数年舞台の音響演出をしたり、ドラマCDで演出を細々としてきました。
ってことで、演出方面を強化しています。
で、本題。
ラジオディレクターって無力だなぁと題名をつけましたが、何が無力なのか。
ディレクターと構成作家の間の壁と言うか…
今まで色々形を変えてやってきたんですけど、「舞台の音響をやってるからスタジオのミキサーも出来るでしょ?」となり、「ミキサーとして現場を見てるからディレクターも出来るでしょ」と今の形になりました。
他に舞台音響をやり、ドラマの編集もしていたので「ラジオドラマの編集も余裕です」でラジオドラマの編集をするようになったり「舞台のステージと大して変わらないから」ってイベントPAもやるようになったり…
「ラジオディレクターをやってるんだから」って言うステップが無いんですよ。
全く無いわけじゃ無いんですけど、制作進行っぽいことはラジオディレクターと似たようなもんだったのでスケジュール管理を任され凄い負担になっちゃったりしてますが…(苦笑)
ラジオからスピンオフしたり、ラジオ以外の打ち合わせとなると作家は必須なんだけどディレクターはその次(基本的にラジオしか用が無いに近い)だったりするんですよね。
まぁディレクターは責任を負って形にするにしても、作家がコーナーとか肉付けををしたりするから、わからなくも無いですが。
少なくとも思ったことをしっかり口を出し、きちんと番組としての方向性とかをまとめて整理していかないと、立場がなくなるんですよ。
とは言え、エンジニア出身でコーナーを考えたりする頭は専業作家に敵わないんで、仕方が無いんですけど…
構成作家がテレビとかに進出する例は何度も見ていますが、ラジオディレクターが他のジャンルに進出する例って見たことが無いんですよ。
ディレクターからタレント化を経てとかってケースのみな感じがする。
そもそも進出する理由が無いのかもしれませんが…
なので、余程しっかりとしたラジオマンなディレクターじゃないかぎり頭打ちしてる気がするんです。
僕はやりたい事も家庭もあるので、ここで頭打ちすることに何もしないと言う消極策を取るわけにいかないので、苦しかろうとも新しい事への挑戦を続けていつか突破しなくてはと思っています。
これだけアニメのとなりの世界にいるので、もっとそっち寄りに突破したいですね♪
方向性は演出家か企画屋。
目標はアニメーション!
今までのすべての経験以外にも様々なセンスを磨き、知識を吸収し、目を光らせなきゃいけないですし、平行して家庭を支えなければいけません。
おそらく邪道な進み方でしょう。
たかはし智秋の『向かうところ道無し』状態です(笑)
ただ、やるならやらねば!!
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2014年10月13日
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