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とある殺人事件での、被害者の重要な心情についての資料をTVのニュース番組で取り上げていた。
被害者とその容疑者である母親との関係について。
その資料とはSNSのmixiでの日記である。
mixiに限らずSNSは、Blogや2chとは違うと言う事を、報道関係者は認識していないのだろうか?
報道関係の仕事はしてないが、放送の仕事をしている人間としては、とても悲しいと同時に怒りがこみ上げてくる。
と、主観ばかり書いていると「何故駄目なのか」が伝わらないといけないので、説明を書いておく。
ネット上でのやり取りについて、厳密に法律で個人情報が守られているかと言うと、制度が全然追いついていない状態であり、それに輪をかけて犯罪者やその関係者などがネットで関連内容を残してしまう実情があるってのが現実問題なんですが…
報道番組で、小さなことでも他の番組よりも事件の真相に近いことを放送したがっているんですよ。
それは、エゴだったりもするんですが、すべては数字(視聴率)のためです。
…関係者は「違う!」って言いそうだけどね。
そこで、ネットでの情報なんかも探し回ったりして見つけるわけですが、報道基準が無いに等しいと思われるネット上での情報は、プライバシーこそ最低限守っていても、その情報のネットでの扱いまでは考えが及んでないようです。(推測の域ですが)
じゃあ、ネットでの扱いって何だ?って話になります。
ネットでの情報は大きく4つに分かれます。
発信メディアとして、ホームページやネット上公開媒体(音楽でも小説でもCGでも漫画でも)。
そして、コミュニティメディアとして掲示板やブログ。
それに反するように特定の相手のみと通信手段としてメール。
最後に、匿庇性のあるソーシャルネットワークサービス(SNS)である。
前者2つと後者2つでは、その扱いに大きく変わる部分がある。
情報が一般公開されているものか、されていないものか。
ソーシャルネットワークサービスはブログと一緒じゃないか!って人は気をつけて欲しい。
厳密には違っていて、SNSはあくまでプライバシーが発生している。
その安心感こそがSNSの爆発的人気に繋がったんだが、それを意識してない人も多い。
つまり、mixiでの内容を無断で放送したとすれば、それはプライバシー侵害と言って良いレベルのものである。
最後に、ブログを初めとしたネットワークでの情報公開が安易に出来るようになった現在、個人個人がプライバシーに関してしっかり認識をしなければいけない世の中になってきた。
ブログに書くってことは、個人的に放送をしているのと同じである。
多くの人に見られてないからって、プライバシーを侵害して良いなんてことはない。
誹謗中傷にしてもそうである。
報道モラルもそうだが、根底にあるのは人間としての基本的なモラルなんだから、もっと意識してネットを楽しんでもらいたい。
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