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ようやく今国会の目玉法案である働き方改革関連法案が審議入りしました。野党は相変わらず常軌を逸した安倍政権潰しに邁進していますが、こんな野党のために重要法案の審議が滞っていいわけがありません。

働き方改革法案の大きな目玉は何と言っても、罰則の伴った時間外労働の上限規制導入です。これは非常に画期的なことですが、事業所への抜き打ち監査を徹底的に行うこととセットでなければ実効性は上がらないと思います。

罰則の伴った時間外労働の上限規制導入のキッカケとなったのが、電通の違法残業事件でした。新入社員だった高橋まつりさんが月の残業時間が105時間を超え、クリスマスの日に自殺するという衝撃的な事件でしたが、こうした違法残業は中小企業では当たり前のように横行しているといいます。

違法残業は全国の中小企業を中心に恒常的に行われているのです。社会に根付いて労働者を苦しめている違法残業を本気で根絶するためには、罰則の伴った時間外労働の上限規制導入だけでは極めて不十分であり、抜き打ち監査が欠かせないのです。もちろん、上限規制導入は絶対に欠かせないものですが。

労働基準監督署による事業所への抜き打ち監査を定期的に行う必要がありますが、現在の体制(労働局を含めても全国で3000人程度)では実効性に疑問があります。人員を増やして労働基準監督署の機能を強化すべきです。

ですが、数百人程度の増員では焼け石に水で、労働基準監督署の人員を倍増することは政治的に不可能でしょう。そもそも、全国に何十万、何百万とある事業所をこの程度の人員で抜き打ち監査を行うなど無理です。

そこで考えられるのがハローワークの人員を労働基準監督署に移管して事業所への抜き打ち監査を行うことです。こういう主張をすると何をバカなことを言っていると批判されるでしょうが、行政機関による職業紹介機能を廃止せよと言っているわけではありません。

現在ハローワークが行っている職業紹介機能は極めて重要ですが、県や市町村でもハローワークと同じような職業紹介を行っています。職業紹介は二重行政の典型的な例となっているのです。

ハローワークの職業紹介機能と県や市町村の職業紹介機能を統合するのです。求人と求職を結び付ける機能は格段に向上しますし、人員を削減することもできます。この余剰人員を労働基準監督署に移管するのです。

ハローワークには約1万2000人もの国家公務員がいます。このうち、三分の一のハローワーク職員を地方自治体に移管するとしても、三分の二の約8千人は労働基準監督署に移管できる計算となります。

しかし、厚労省はハローワークを手放すことに徹底的に抵抗するでしょう。それは雇用保険の給付事務を死守したいからです。雇用保険の受給を行うにあたっては雇用保険法の規定によりハローワークへの求職申し込みが義務付けられています。

この雇用保険は、労働保険特別会計が原資となっています。労働保険特会はいうまでもなく厚労省所管の特別会計であり、自前の財布です。ハローワークを地方に移管してしまうと、労働保険特会という自前の財布を失ってしまうので、厚労省は徹底抗戦するのです。

「国が公務員により運営される全国規模の職業安定機関を組織しなければならない」という国際労働機関(ILO)の取り決めと楯に厚労省は徹底抗戦しています。ですが、この取り決めは国として職安機能があればよいという趣旨であるはずです。

そもそも、ハローワークを地方に移管して、一体化させた方が機能強化となるのでILOの定めた趣旨に沿う形となるのではないでしょうか。厚労省の主張は論理が矛盾しています。

それにハローワークに多くの求人情報が集まるのは、雇用保険受給のために多くの求職者が集まるからです。つまり、本気で職業紹介機能を強化するのであれば、この雇用保険の給付事務も移管する必要があるのです。

労働保険特会を国が管理するとしても、給付事務は現場に移管するのが筋であり、効率的です。雇用保険の給付事務そしてハローワーク自体を地方自治体に移管すべきです。

違法残業を根絶するための取り組みを議論するのが今国会の大きな仕事であるはずです。野党も意味のない審議拒否などしていないで、違法残業根絶に向けた議論を行うべきです。本来、ハローワークの地方移管など野党が取り上げて政府与党に突きつけるべき案件ではないでしょうか。

審議拒否を続けて国会に出てこない行為は仕事をしないで給与をもらうサボりと同じことです。野党の行為は税金泥棒そのものです。働き方改革関連法案とセットでハローワークの地方移管そしてハローワーク人員の労働基準監督署への移管を議論することを強く主張します。
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