I LOVE CARPENTERS

カーペンターズによるカバー曲を、元曲とともに、安岡孝一が紹介します。

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Somebody's Been Lyin'

Carpentersのアルバム『Made in America』(1981年)のA面5曲目に収録された「Somebody's Been Lyin'」(あなたを信じて)。Carole Bayer Sagerの『Sometimes Late at Night』(1981年)のA面5曲目「Somebody's Been Lying」(愛にゆれる)が元曲です。この曲で特筆すべきはPeter Knightのオーケストレーションで、バラード調のAORともいえる元曲を、ミュージカル風のナンバーに仕上げています。

ハープ、フルート、ストリングス、そしてホルンを贅沢に使ったオーケストレーションは、Earl Dumlerのオーボエ、Tim Mayのギター、そしてRichard Carpenterのキーボードと絡んで、ゴージャスの極みともいえる展開を見せます。その中で、Karenの歌声は、元曲Sagerのハスキー・ボイスほどの色気はないものの、失恋した女性の心をしっとりと歌い上げていきます。Jerry Vinciのバイオリン・ソロは、とても短いものながらも、この曲のメランコリックさをはっきり特徴づけ、Richardのピアノがそれに続きます。

よければ↓で聴き比べてみて下さいね。

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Superstar

Carpentersのアルバム『Carpenters』(1971年)のB面1曲目に収録された「Superstar」(スーパースター)。Delaney & Bonnieのシングル(1969年)で、アルバム『D&B Together』(1972年)のB面4曲目に収録された「Groupie (Superstar)」が元曲です。この曲のアレンジでRichard Carpenterは、元曲になかった前奏やサビの終結部を追加しています。

ハープとオーボエ、そしてホルンのトリオによる前奏に続き、Karenのボーカルが現れますが、歌詞をあちこち変更しています。1番では「it's just a radio」と「you're not really here」の順序を入れ替え、2番では「And I can hardly wait to sleep with you again」を「And I can hardly wait to be with you again」に変えています。そして、サビの最後に「I love you, I really do」という歌詞を追加して、サビの旋律を、終結する形に変えているのです。これらの変更が、Karenの物憂げなボーカルとあいまって、一度聴いたら忘れられない曲にしています。

よければ↓で聴き比べてみて下さいね。

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Help

Carpentersのアルバム『Close to You』(1970年)のA面5曲目に収録された「Help」(ヘルプ)。The Beatlesの『Help!』(1965年)のA面1曲目が元曲です。「Help! I need somebody」という印象的なフレーズで始まる元曲ですが、Richard Carpenterのアレンジは、この特徴的な導入部をあっさり削除してしまっています。

RichardのキーボードとKarenのボーカルで曲が始まり、次に華麗なドラムさばきが披露されます。ドラムはHal Blaineですが、Karenがステージで歌いながら叩いていたリズムパターンを、ほぼそのままコピーしています。サビに入ると、元曲の歌詞はそのままなものの、譜割りもコード進行も全て変更したアレンジで、元曲とは全く別の曲になってしまっています。コーラスによる間奏や、キーボードがソロを取るエンディングも追加されていて、むしろ「助けてほしさ」があまり感じられないアレンジです。

よければ↓で聴き比べてみて下さいね。

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☆ 私のおすすめ:
ビートルズ『Help!』を試聴

Hurting Each Other

Carpentersのアルバム『A Song for You』(1972年)のA面3曲目に収録された「Hurting Each Other」(ハーティング・イーチ・アザー)。Chad Allan & The Expressions (後のThe Guess Who)の『Hey Ho』(1965年)のA面3曲目が元曲です。ロック・バラードの元曲に対し、Richard Carpenterは、Eにかなりこだわったシンフォニーに仕上げています。

前奏なしにいきなり入るKarenのボーカルとRichardのピアノ。ここでのRichardは、通奏低音のEをずっと弾き続けているため、結果的にDonE→E(9)→BmonE→AM7onEというコード進行になってしまっています。ペース、ハープ、ストリングス、ドラムスが入ると、やっと低音のEから離れますが、Am7→Am7onD→BonE→F#7onE→AM7→EM7onG#→F#m7→F#m7onBと、どこまでもEを含むコードが続きます。そしてサビに入ると、EとF#m7onEの2コードで乗り切ってしまい、さらにティンパニのEを3発。DonE→E(9)→Eで1番を終えます。2番ではホルンが加わりますが、ずっとEが強調され、エンディングはスピードを上げながらフェードアウトしていきます。

よければ↓で聴き比べてみて下さいね。

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☆ 私のおすすめ:
ゲス・フー『Hey Ho』を試聴

Prime Time Love

Carpentersのアルバム『Voice of the Heart』(1983年)のB面3曲目に収録された「Prime Time Love」(プライム・タイム・ラヴ)。Jess Rodenの『Stonechaser』(1980年)のA面1曲目が元曲です。AORの権化ともいえる元曲を、Richard Carpenterは、ほぼ同じスタイルでアレンジしています。

繰り返し現れるベースライン「 Ab Bb Db AbBbX」が特徴的なこの曲ですが、元曲のNeil Jasonと違って、ベースのJoe Osbornはスラップを全く使っていません。また、Richardのアレンジは管を多用しており、間奏とエンディングにはテナーサックス(それぞれJohn PhillipsとTom Scott)のソロが現れます。しかも、元曲と同じキー(変ニ長調)のままなので、Karenのボーカルは、元曲のJess Rodenに比べると、かなり落ち着いたものとなっています。

よければ↓で聴き比べてみて下さいね。

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