若田光一 宇宙ブログ

国際宇宙ステーションに長期滞在している若田光一が日常を語る

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七夕

2009年7月7日

今日7月7日は七夕ですね。

一緒に飛んでいるクルーと一緒に願い事を短冊に書いてみました。

国際宇宙ステーションは軌道高度約350kmの地球周回軌道を飛行していますが、船内の電気を暗くして窓の外を覗くと、そこから見える星空のきらめきには圧倒されます。

天の川をはさんできらめく牽牛星・織女星の物語は、いまから2000年以上昔の中国の伝説だそうですが、吸い込まれるような暗黒の宇宙に三次元的に奥深く広がっている星々を眺めていると、目の前にあるものが空間としての存在だけでなく、まさに時空の拡がりとして実感できるのと同時に宇宙へ畏怖を感じます。

また、今日はクールアース・デーで、地球温暖化の防止や自然との共生に向け、みんなで地球環境を考え行動し、それを世界に対して広く発信していくことを目指して設けられた日です。

今後、地球環境のモニターと世界に向けたメッセージの発信ステーションとしての役割も、「きぼう」日本実験棟は担っていけると思います。

クールアース・デーに天の川を見ながら、皆さんと一緒に地球環境の大切さを一緒に考えたいですね。

梅雨に入り、日本上空を飛行するときに雲が掛かって写真を全く撮れない日が続いています。

梅雨明け頃には地球に帰還する予定なので、それまでに日本の晴れの日に上空を飛行できるといいなと願っています。

「ふるさとの姿見たしや梅雨の空、今日も白雲日本を覆う」 若田光一

(中国上空にて)

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