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2009年6月7日 宇宙滞在も85日を迎え、帰還まで残すところ3週間になりましたが、6月13日に打ち上げられるSTS-127(ISS 2/A)に向けた軌道上での準備が忙しくなってきました。 このフライトでは、「きぼう」の船外実験プラットフォーム等が取り付けられ、5回に渡る船外活動が予定されていますが、私は「きぼう」やカナダのロボットアームで「きぼう」組立ての最終段階の作業に取り組みます。 先週は、STS-127で行われる船外活動のための宇宙服や各システムの機能試験、道具類の準備を担当しました。 また6月5日には、ロシアのパダルカ飛行士とアメリカのバラット宇宙飛行士によるロシアセグメントの船外活動が行われました。 その間私は、緊急帰還用のソユーズ宇宙船がドッキングしている位置の関係から、ISSの他のセクションとは隔離されたロシアのズベズダ居住棟の中にひとり残り、装置のメンテナンス作業を行いました。 STS-127に向けて着々と準備が進められています。 (日本上空にて) 船外活動用の宇宙服の機能試験や準備を行いました |
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2009年5月29日 今日は、国際宇宙ステーション(ISS)計画にとって歴史的な一日となりました。 ロシアのソユーズ宇宙船(19S)がISSのザーリャモジュールに予定通りドッキングし、ロシアのロマネンコ飛行士、カナダのサースク飛行士、ヨーロッパ宇宙機関のディビュナー飛行士(ベルギー出身)の3人の宇宙飛行士がISSに到着しました。 3月から長期滞在を開始しているパダルカ飛行士、バラット飛行士と私を含め、ISS計画に参加している全ての宇宙機関からの宇宙飛行士が、軌道上に揃ったことになります。 2000年11月のISS長期滞在開始以降、初めてISSが6人体制になり、今日からISS第20次長期滞在クルーとしての仕事が始まりました。 ソユーズ宇宙船のドッキング後は、直ちにクルー全員で緊急避難時の対応などに必要な機器の確認を行いました。 6人体制になることでISSの利用が本格化し、「きぼう」をはじめISSの優れた実験設備を効率的に活用できるようになります。 (メキシコ上空にて) ISSに最終接近するソユーズ宇宙船 |
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若田宇宙飛行士の1週間の活動内容や予定などを紹介するJAXAのページです。 |
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2009年5月24日 今週は、アメリカのデスティニー実験棟にある水再生システムで処理された水を、はじめて飲むことができるようになりました。 味は地上で飲む水と同様、とても美味しい水です。 クルーと地上管制局の皆さんと一緒に、この再生水で乾杯もしました。 この水再生システムは、汗などの凝縮水や尿を飲み水に再生するもので、ISSが「ミニ地球」として機能するための大切な条件です。 水をISS内で循環させることで、ISSへの地上からの水の補給が緊急時用以外には不要になるため、その分実験ペイロードやクルーの食料など、ISSでの活動のために大切なものをより多く打ち上げる余裕が出てきます。 水再生装置の技術はISSだけでなく、今後の月や惑星への有人宇宙探査ミッションにおいても重要になってくるでしょう。 5月17日には尿処理装置のバルブを取り除く作業を丸一日掛けて行い、水再生システムの復旧が上手くいき、間もなくソユーズ宇宙船で到着する3名の新たなクルーの受け入れ準備がさらに一歩進みました。 5月29日からは、ISSは初めて6人体制になります。 (ロシア上空にて) 水再生システムのメンテナンス作業中 再生水を手にする第19次長期滞在クルー 再生水はとても美味しい水です |
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2009年5月17日 日曜の今日も、ロシアのプログレス宇宙船で到着した物資の整理にかなりの時間が掛かりましたが、書道をしてみる時間も取れました。 ISS内の無重力環境下では、筆にたっぷりと墨を含ませてもぽとりと墨が筆から落ちることはないので、一筆書きをするには理想的です。 「きぼう」の窓から青い地球を眺めながら、“地球表面のかなりの部分を覆っている白い雲の形が本当に様々でいつまで見ていても決して見飽きることがない”という感じを、「景雲飛」という言葉で表現してみました。 (カナダ上空にて) |







