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若田光一宇宙飛行士が、滞在中の国際宇宙ステーションの内部を案内します 提供:JAXA |
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2009年4月28日 下の4つの写真(ロシアのズベズダ居住棟の中)を見てください。 自由落下している国際宇宙ステーションの中では微小重力状態になっているため、 体の姿勢は上下関係なく、どのような姿勢でも生活ができます。 宇宙ステーションの中を飛びながら移動する際にも、ある時は逆立ちしたままで、 ある時は背面飛行のような形で行うことも容易です。 とても興味深いのは、普段と90度以上姿勢を変えた状態で移動すると、 色調や雰囲気は馴染みがあるのに、これまで住み慣れていた宇宙ステーションの中が ガラっと様変わりした、新しい家の中に入った時のような感じがします。 自分の体の軸に対して目から入ってくる視覚情報の方向が変わると、 まわりの光景から受ける印象が大きく変わる事に気付きます。 ロシアのズベズダ居住棟 ここは国際宇宙ステーションの中のリビング&キッチンです |
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2009年4月22日 宇宙滞在中は、毎日2時間程度の運動時間がきちんとスケジュールされており、トレッドミル(TVIS)によるランニング、エルゴメーターによる自転車漕ぎ、抵抗運動器具による筋力トレーニングを行っています。 微小重力環境下に長い間滞在しながら、毎日規則正しく適度な運動を行うことで、船外活動を含むさまざまな宇宙での作業をこなしていくための筋力、運動能力を維持しています。 こうした運動は、微小重力環境下での筋力や骨の密度の低下を抑えることに寄与するだけでなく、地球に帰還した後の1G環境へのスムーズな適応にも効果を発揮します。 地上でもジョギングはほぼ毎日行っていますが、ISSのズベズダ・ロシア居住棟に設置されているトレッドミルでのランニングは、軌道上での慌しいスケジュールをこなしていく中でのストレス解消にも役立っています。 40分も走っていると、その間に地球を半周近く飛んでしまいます。 ヒューストン経由で送られてきた日本のニュース等の映像をパソコン上で見ながら、ジョギングを行うこともしばしばです。 今週は、このトレッドミルの徹底した点検整備作業を3日間掛けて行っています。 トレッドミルでジョギング中です 抵抗運動器具で筋力トレーニング中です |
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2009年4月20日 宇宙飛行も37日目を迎えました。 ISSに入った初めの頃は、ISS内を移動する時に、機器にぶつかったりしないようにゆっくりとモジュール間をふわふわしながら移動していました。 ですが、1ヶ月も経ってくると、水を得た魚というか、海の中を猛スピードで泳ぎ回るマグロのように、体のバランスをしっかり取りながら、ISS内をかなりの速度で移動できるようになっているのが分かります。 ISSからは、アマチュア無線を通して世界中の学校等にいる子供たちと交信する「スクールコンタクト」を頻繁に行っています。 今日はアメリカのオハイオ州の小学校の子供たちと交信し、たくさんの質問にお答えしました。 これまで日本、フィンランド、アメリカの学校との「スクールコンタクト」の機会がありました。 いろいろな国の子供たちに直接宇宙飛行の素晴らしさをお伝えできるのは、とてもやりがいのある取り組みです。 |
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2009年4月12日 今日は有人宇宙活動にとって重要な出来事が起きた日です。 1961年4月12日は、旧ソ連のユーリ・ガガーリン氏が人類初の宇宙飛行を行い、 1981年4月12日には、初めてのスペースシャトル打上げで、ジョン・ヤング氏とボブ・クリッペン氏の2名が宇宙飛行を行いました。 今日は、ガガーリン氏の偉業を祝して、ISSにいる私たち三人の宇宙飛行士とロシア宇宙庁、ガガーリン宇宙飛行士訓練センター、エネルギア社の代表者らをテレビ回線でつないだ交信を行いました。 4月18日(土)に、JAXA筑波宇宙センターの一般公開があります。そのイベントに向け、「きぼう」日本実験棟を紹介するビデオも収録しました。お近くの方は是非お越しください。 (ISS第19次長期滞在クルー。写真提供:NASA) |







