|
2009年5月24日 今週は、アメリカのデスティニー実験棟にある水再生システムで処理された水を、はじめて飲むことができるようになりました。 味は地上で飲む水と同様、とても美味しい水です。 クルーと地上管制局の皆さんと一緒に、この再生水で乾杯もしました。 この水再生システムは、汗などの凝縮水や尿を飲み水に再生するもので、ISSが「ミニ地球」として機能するための大切な条件です。 水をISS内で循環させることで、ISSへの地上からの水の補給が緊急時用以外には不要になるため、その分実験ペイロードやクルーの食料など、ISSでの活動のために大切なものをより多く打ち上げる余裕が出てきます。 水再生装置の技術はISSだけでなく、今後の月や惑星への有人宇宙探査ミッションにおいても重要になってくるでしょう。 5月17日には尿処理装置のバルブを取り除く作業を丸一日掛けて行い、水再生システムの復旧が上手くいき、間もなくソユーズ宇宙船で到着する3名の新たなクルーの受け入れ準備がさらに一歩進みました。 5月29日からは、ISSは初めて6人体制になります。 (ロシア上空にて) 水再生システムのメンテナンス作業中 再生水を手にする第19次長期滞在クルー 再生水はとても美味しい水です |
過去の投稿月別表示
[ リスト | 詳細 ]
|
2009年5月17日 日曜の今日も、ロシアのプログレス宇宙船で到着した物資の整理にかなりの時間が掛かりましたが、書道をしてみる時間も取れました。 ISS内の無重力環境下では、筆にたっぷりと墨を含ませてもぽとりと墨が筆から落ちることはないので、一筆書きをするには理想的です。 「きぼう」の窓から青い地球を眺めながら、“地球表面のかなりの部分を覆っている白い雲の形が本当に様々でいつまで見ていても決して見飽きることがない”という感じを、「景雲飛」という言葉で表現してみました。 (カナダ上空にて) |
|
2009年5月13日 昨日、ISSでの仕事や生活用品を満載したロシアの貨物輸送機がISSに到着しました。 ランデブーしてISSの下側から最終接近し、「ピルス」という名のロシアのドッキングコンパートメントへ予定通り自動でドッキングしました。 今朝ハッチを開いた瞬間、プログレス輸送機の中からりんごの甘い香りがISS内に入ってきて、久しぶりに臭覚が研ぎ澄まされた感じがしました。 届けられた食料や衣服類、さまざまな器材等をISS内へ運び込む仕事が始まりました。 夕食時には3人のクルーが揃って、りんご、トマト、にんにく、たまねぎなど、久しぶりに新鮮な野菜や果物の味と香りを満喫しました。 (ニュージーランド上空にて)
ISSに最終接近するプログレス輸送機
プログレス輸送機内にて |
|
2009年5月9日 地球低軌道を飛行するISSから見る月は大気層を通さないため、地上で見るよりかなり明るく見えます。 地球から月は約38万km離れており、ISSからの軌道高度は350km程度なので、特に月が大きく見えるわけではありません。 地球の大気層から月が昇ってくるときは、青いベールのような美しい大気層をバックに鮮やかな黄白色の月の表面が際立ち、とても印象的な光景です。 (アルゼンチン上空にて) |
|
2009年5月7日 普段睡眠に使っているのはハーモニー・モジュール(ノード2)にある寝室です。 今はほとんどなくなってしまった電話ボックスくらいの大きさの箱型で、 その中には空気を循環させるファンやパソコン用の電源とデータ回線も装備されています。 寝袋に入って睡眠を取ります。 ふわふわ浮いたままでの状態で眠るのは快適ですよ。 現在「きぼう」の中には寝室は設置されていませんが、 昨晩は「きぼう」の船内実験室の中に寝袋を持ち込んで睡眠を取ってみました。 ISSの各モジュールの中でも「きぼう」はもっとも静かなモジュールのひとつで、 その中でしっかり睡眠を取ることができました。 (オーストラリア上空にて) |





