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こんな書き込みをいただいたので、多分ここだろうと思うので書いてみようと思いました。 寺町の丸太町から御池の間のどこかに、ステキなお芋屋さんがあったと思うのですが、どうにも思い出せません(@_@; だれか知らないかなあ。。。
下宿の隣部屋に住んでいた、コロラド訛りの英語教師ジェフの大好物でした。 でも、あまり若い人は知らないだろうな。。 仙人みたいな、サンタクロースのようなおじいさんが焼き芋を焼いている店。 もう腰が曲がって大変そうで、しかも耳が遠い。なんと85歳を超えてたらしい。でも元気で焼き芋を焼いていた。 それが、焼き芋屋「川越芋」だった。 寺町二条通りにその店はある。 繁華街に近いから、だんだん開けてきたけど、ここはまだ果物屋や八百屋などもある昔の町の通りだ。 「川越芋」の三文字が看板になっている。 川越芋は、創業100年の珍しい「焼き芋屋さん」だった。 一年中芋が並んでいる。すごい釜で焼いていたような気がする。 他の地域では、焼き芋屋はトラックで来るらしいけど、京都には結構焼き芋屋がある。 蛸薬師通りの焼き芋屋は有名だし今度書こう。 で、この「川越芋」も京都ではものすごく有名な焼き芋屋だった。 こういう店って、前に書いた「こはる」もそうだったけど、全然値段を上げない。もう何十年も値段は一緒だと言っていた。それを秤みたいなので計って売ってくれる。適当だったかもしれないけど。 しかし、けっこう芋を焼くのは早くかった。まるで芋焼きロボットみたいだった。 近くに行ったら、ちょっと足を延ばしたり、思い立って、ぶらりと寄ってみるような店だった。 近くまで行くと、ついつい寄りたくなる。 京都の寒い冬場とかは特に、焼き芋がものすごく食べたくなるってあるしね。 僕にとっては果物屋か駄菓子屋みたいな店だった。近所の常連たちがたくさんいたな。 あんまり意識してなかったんだけど、今なくなると寂しいかな。 焼き芋や大学芋を売ってるお店だけど、焼き芋屋だからさつま芋はもちろん、野菜やスイカとかも売ってる。 しかも売ってる数が少ないところが良かった。パラパラとしか売ってない。 耳が遠いからでかい声を出さないと聞き直された。それがまた面白かったような気がする。「しかし、おじいちゃんの声も聞こえないじゃないか」、とか思いながら。。 杖がないと歩けないのに、店はいつも開いていたような気がする。おじいさんの命の店だったのだろう。 あまり良く知らないのだけど、本当にまじめな人だったのだと思います。お父さんが開いた焼き芋屋を継いだとは聞いた。本当かどうか知らないけど、川越産の芋を焼くので「川越芋」になったらしい。 ずっと焼き芋で暮らしてきたんだと思う。 春の陽が出始めた今年の3月頃に、おじいさんは亡くなられた。 いくつかの雑誌にも追悼記事が出ていた。やっぱりかなり有名やったんや。 まじめなおじいさんだった。前にはおばあさんもいたが、最近はずっと一人のようだった。 子供さんは、もうお店を継がないみたい。100年続いたこの店もおじいさんの代で終わりだ。 もう焼き芋の為にシャッターが開くことはない。。
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