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あまりにも有名な紅葉の名所として知られる東福寺「通天橋」は、まさに絶景だ。 1380年(天授6年)、普明国師 春屋妙葩(しゅんおくみょうは)は、僧たちが仏殿から開山堂の間、谷を渡って向こう側へ渡る労苦を減らす為に、通天橋を架けたと伝わる。 入口には、普明国師自身の筆で「通天橋」の扁額がかかげられている。 この谷は、仏殿から開山堂(常楽庵)に至る渓谷で「洗玉澗(せんぎょくかん)」と呼ばれ、下に流れる川は、三ノ橋川だ。 この通天橋と渓谷の紅葉は「通天紅葉」と呼ばれる。 開山の祖の聖一国師 円爾弁円が、宋から運んだものと言う。 その数、約2000本。 葉は三つに分かれると言われ、赤く黄金色に染まる独特の紅葉だ。 聖一国師は、南宋径山(きんざん)の橋を真似たと言われ、「通天橋」と名付けたらしい。 実は、この谷には、上流から、「偃月橋」、「通天橋」、「臥雲橋」と言う三つの橋が架けられている。 長い年月を経て、通天橋は、1597年(慶長2年)に豊臣秀吉が修理をしたりしたが、 最後の橋は、文政年間(1818〜30年頃)に改築されたものであったが、1959年(昭和34年)9月の伊勢湾台風で倒壊した。 その後、1961年(昭和36年)11月に建て替えられたものだ。 通天橋の中央には、切妻屋根をもつ張り出し場があり、ここから庭を眺めると最高だ。 古来より紅葉の名所として有名で、通天橋からの渓谷の景観の美しさに魅せられて、吟詠が詠まれている。 老僧の紫衣(しい)もみどりにそみつべき 通天橋の若楓かな 九条武子 踏みすぐる一渓紅錦の雲 頼山陽 古来からの紅葉は、今もわれわれの目を楽しませてくれるのだ。 まず「臥雲橋」を渡るのだが、「臥雲橋」から、広がる「洗玉澗」の景色と「通天橋」が見渡せる。 「臥雲橋」から見る「洗玉澗」と「通天橋」の紅葉は、言葉に出来ないほど美しい光景だ。
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