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インターネットは使う者次第で、貪瞋痴を蔓延させる。
インターネットはとても便利で、最近は幼児教育からパソコンの勉強が始まっています。ところが、この便利なインターネットが、人の心を傷つけ、トラブルを起こし、心の病やはたまた、死んでしまいたい、という気持ちまで引き起こしてしまうことがあります。
それは、どういうことかというと、ブログやツイッター、フェイスブックという手軽に気持ちや感情を書き込める場所ができ、自分の感情の赴くがまま、或いは、別ブログやツイッター等の記事の貼り付け等で、出会ったこともない人間をも中傷誹謗悪意の渦を引き起こしやすく、また、それに共鳴するコメントが類は類を呼ぶ原理を起こし、荒らしや炎上といった悪の感情が拡大拡散していきます。インターネットが善悪両刃の道具、といわれる所以は、使い方ひとつで大きな過ちを犯してしまうことがおきやすくなるからです。
インターネットから起きる過ちは妄想邪推から生じます。そして中傷誹謗悪意が生まれます。
この妄想邪推および、中傷誹謗悪意は仏教で言うところの貧瞋痴(トンジンチTONJINGHI)です。そして煩悩(BONNOU)が起きます。
この貧瞋痴(トンジンチTONJINGHI)に慢疑邪見を加えて、これを『六根本煩悩』といい、人間の心を荒らす元となります。インターネットはこの『六根本煩悩』が増殖し、伝播しやすい現象がおきやすい環境であるのです。
この『六根本煩悩』の種が蒔かれ、拡散しないためにもパソコンを使用する際の心得、「情報モラルマナー学」を広げていくことが、インターネットでのトラブルや心の傷を追う人たちが少なくなることではないかと考えます。
便利な道具も心得違いで凶器になり、多くの人を不快にし、傷つける。そういうことを一人一人が認識し、ネットモラルとルールを学習して楽しいインターネットの輪(和)が広がり、地球に住む人々が争いごとを少なくし、心豊かに過ごしていければと、思います。
インターネットの発達で、人間の心、精神、魂の資質を低下させて良いのでしょうか。
インターネットという便利な道具は人間の持つ知性と良識を以って使用してこそ、世界がひとつにつながる素晴しい名器になり得うることでしょう。
インターネットでの中傷誹謗悪意邪推妄想の種(貧瞋痴トンジンチ TONJINGHI)を生み出さないようにするために、ネット使用の心得、マナーを学ぶ機関やセミナーが多くでき、ネットでおきる悲劇を防ぎますように祈ります。合掌。
人間の不幸の元は
身(しん)…身体。行動.
口(く)…言葉。
意(い)…思い。想念。
から湧いてくる。
不幸の元は次の六つを生み出します。
貧(とん)…むさぼり。我欲)
瞋(じん)…怒り。嫉妬。
痴(ち))…無知。
慢(まん)…優越感。慢心。
疑(ぎ)…妄念。妄想。
邪(じゃ)…よこしまな見方や思い。
【六根本煩悩「貧。瞋。痴。慢。疑。邪見。」】
各、煩悩の意味は下記のように言い表されている。
一、「貧欲(とんよく)」。生まれる前から身についている、盲目的我執。
ニ、「瞋恚(しんに)」。 自分の我欲を押し通そうとする。トラブルや衝突が起
きる。そうすると腹が立ち、憎んだりする。
三、「愚痴(ぐち)」。思い通りにならないと愚痴をいう。思い通りになったとして
も愚痴を言う。他人と自分を比較してしまい愚痴を言う。
四、「慢心(まんしん)」。自分の思うとおり、または欲が通り叶っていくと、他
人と自分を比較して優越感を持つようになる。慢心が起きる。他を軽蔑する。
五、「疑惑(ぎわく)」。愚痴ばかりの日常を暮らしていると、そこから妄念がわ
く。妄念は疑惑を生む。また、慢心も然り。他を信じられなくなり疑惑を生む。
六、「邪見(じゃけん)」。人を疑い、世の中のことが信じられなくなる。見る、聞
く、匂う、味わう、体感など、自分の五器官が受けたことのみしか信じなくなり、
妄想から邪見(よこしまな見方)へとなっていく。
さて、インターネットというのは便利であるが、意識を高くして使わないと、『朱に交われば紅くなる』状態になる。
どういうことかというと、悪口中傷誹謗を記事は、読んだ多人数の意識の中に知らない間にマイナスエネルギーが忍び込んでしまうのである。
大人でさえ自分の事を全世界へ向かって公表されればいやなものである。まして、子供たちには受け入れられないことである。
ネットで他人の悪口中傷誹謗を書いて自己満足する行為は、自分の『身口意の悪毒』を吐き出し晒しているようなもので、その三毒は読者の意識にも浸透してしまうことがある。
現代社会全体の空気が重苦しく陰湿な雰囲気となってきたのはインターネットの使い方を間違えたことにも一因がある。
昔の虐めは今のように陰湿ではなかった。
今は非常に陰湿になり低年齢層から傷つき苦しみ、そのあげくに尊い命を喪うことが多くなっているのは、非常に悲しい事です。
インターネットの悪口中傷誹謗の書き込みは書く側の身口意の意識の低劣さにあるのだが、マナーやモラルの指導が遅れていることも原因であろう。
或ニュース記事にネットの八割が悪口中傷誹謗とあった。
そんな状態が継続したら社会が良くなるわけがない。
また、ネットは全世界を駆け巡るのだから、感情で書くものではないことを知るべきだろう。
ネットの在り方をみなおし、是正して行く事を早急にしなければ、社会は人間の心の汚濁でますます悪意に満ちてくるだろう。
自動車運転に教習所があるように、ネットを使うに当たって、ハードウェアを購入させるだけでなく、ネットモラルやマナーを講習する場があってもよいのではないかと思う。
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