Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

 皆さん、たいへんご無沙汰しています。
 この2ヶ月半にも、多くの映画を観ました。
 特に、007シリーズとスター・ウォーズ・シリーズの最新作は、それぞれ見応えがありました。ダニエル・クレイグは年齢を感じさせないアクションに挑んでいます。クリストフ・ワルツの悪役ぶりもよい。スター・ウォーズ最新作については、12月24日付の『読売新聞』に紹介文を書きました。
 その他では、『独裁者と小さな孫』も寓話的で味わいがあります。
 来年からは、これはという作品について、少し長めのコメントを書いていきたいと思います。

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10月15日

 DVDを2本。
 ジョージ・P・コスマトス監督『ランボー/怒りの脱出』(1985年、アメリカ)。
 シリーズ第二段で、ランボーがヴェトナムでの米軍捕虜を救出する。しかし、彼に救出作戦を命じた司令官には捕虜救出の意思はなく、ランボーらを見殺しにしようとする。最初に救出作戦を依頼された時、ランボーが尋ねる。「今度は勝てるのか」。ヴェトナム戦争の傷跡の深さがうかがわれます。
 ジョン・フランケンハイマー監督『5月の七日間』(1963年、アメリカ)。
 アメリカ大統領(フレドリック・マーチ)がソ連との大胆な核軍縮条約を結ぶと、統合参謀本部議長(バート・ランカスター)がクーデターを企てる。議長の副官(カーク・ダグラス)がそれに気づき、ホワイトハウスに密告するが、なかなか確証がつかめない。他に、エヴァ・ガードナーやマーティン・バルサムなど、往年の懐かしい顔ぶれ。ケネディ暗殺前後の話で、大統領はこの映画化に協力していた由です。

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10月1日

 いよいよ秋学期が始まりました。
 さて、石井隆監督・脚本『GONIN サーガ』。1995年の『GONIN』の続編に当たる。懐かしいことは間違いない。
 また、東出昌大や土屋アンナ、安藤忠信らも魅力的。だが、竹中直人演じる殺し屋に迫力はなく、19年も意識不明だった根津甚八が突然回復するのも、あまりにご都合主義的。時代状況とのむすびつきも希薄。
 次いで、『進撃の巨人 エンドオブザワールド』。巨人出現の謎が明らかになるも、壮大な期待外れ。巨人はどんどん大きくなるが、現実味がなくなりグロテスクでもなくなる。
 DVDを一本。ジョージ・ロイ・ヒル監督『ガープの世界』(1982年、アメリカ)。ロビン・ウィリアムズが若々しい。主人公ガープと家族の物語が、70年代のフェミニズム運動を背景に展開していく。レスリングが登場するのも、珍しい。そして、赤裸々な暴力がガープの一家を襲う。人生と社会を考える手がかりが満載。

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9月23日

 いろいろなコメントありがとうございます。
 さて、最近映画館で観た作品を2本。
 バラン・ボー・オダー監督『ピエロがお前を嘲笑う』(ドイツ、2014年)。若いハッカーたちの自己顕示欲が大事件に発展してしまう物語。デヴィッド・フィンチャー監督の『ファイト・クラブ』へのオマージュで、意外などんでん返しの映画を「マインドファック・ムービー」というそうだが、それほど意外などんでん返しでもない。ドイツ語の勉強にはなりました(といっても、断片的ですが)。
 ダン・ギルロイ監督『ナイトクローラー』(アメリカ、2014年)。「ナイトクローラー」とは、事件や事故を追いかけるフリーランスの記者の由。主人公(ジェイク・ギレンホール)もロスを舞台に事故や殺人事件を追いかけて、テレビ局に映像を売りつけ、成功していく。しかし、その過程で犯罪的な手法を用い、ついには仲間をも犠牲にする。議連ホールの理知的な演技は見事。ローカル・テレビ局について深く考えさせられる。
 もう一つDVDで観た作品。
 クリス・ロック監督・主演『ヒップホップ・プレジデント』(2003年、アメリカ)。正副の大統領候補が事故死したため、負けを前提にマイノリティーの候補を擁立しようと、政党幹部が画策。ワシントンDCの若い黒人市会議員が擁立される。主人公は、副大統領候補に自分の実兄(バーニー・マック)を選ぶ。対立候補は、いつもアメリカ至上主義を唱える現職副大統領だ。だが、その素人ぶりと理想主義が好感をえて、ついには当選を果すというコメディ。2004年には、黒人が大統領になることがコメディのテーマだったわけです。

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9月15日

 マシュー・ボーン監督『キングスマン』(イギリス、2014年)。
 007もどきのパロディかと思いきや、若いスパイをベテラン(コリン・ファース)が階級の差を乗り越えて、一流のスパイにして紳士に鍛える、男性版『マイ・フェア・レディー』であり、タランティーノばりの暴力と流血にあふれた作品でもある。しかも、ファースやマイケル・ケインら大物があっさり殺されてしまう、意外な展開も。悪役のコンビ(サミュエル・L・ジャクソンとソフィア・ブテラ)は、往年のゴールドフィンガーとオッドジョブを想起させる。
 『スターウォーズ』のマーク・ハミルが醜い大学教授役で登場していて、驚いた。

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