Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

邦画 2008年

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8月31日

 8月も最後、今年も三分の二終わりましたね。
 今日は大坂・九条のシネヌーヴォで市川崑監督『我輩は猫である』(東宝、1975年)。
 脚本は八住利雄、美術は西岡善信。原作はもちろん夏目漱石。市川は『こころ』も映画化している。
 何故か音楽はバッハである。
 くしゃみ先生(仲代達矢)は文明中学校の英語教師で、胃痛に悩みながら、毎日女房(波乃久里子)と喧嘩して暮らしている。この家には野良猫が住み着き、先生はけっこうかわいがっている。先生の友人たち(伊丹十三や前田武彦ら)もしばしばやってきては、無駄話に明け暮れている。
 先生の教え子の理学士が高利貸しの金田夫妻(三波伸介と岡田茉莉子)の娘(篠ヒロ子)と結婚する話が持ち上がり、先生たちはこれに反対、金田の嫌がらせに会う。この他にも、先生宅には夜泥棒が入ったりと、何かと騒がしい。
 野良猫の恋していた三毛猫が死に、戒名は「猫誉信女」。やがて、件の野良猫も水がめにはまって水死する。昔はどこの家の台所にも水がめがあったようですね。
 先生の姪で皆の憧れのヒロインに島田洋子。「行水の女に惚れた烏かな」(高浜虚子)。
 インテリたちのもっともらしい文明批評と金田夫妻の俗物ぶりが痛快。特に、三波は実に懐かしい。
 他に、若き日の蟹江敬三や篠田三郎らも登場。
 『私は二歳』と同様のユーモラスな仕上がりになっている。


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