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今晩は自宅でジョン・ヒューストン監督『黒船』(20世紀フォックス、1958年)。原題は"The
Barbarian and the Geisha"つまり「野蛮人と芸者」または「異人と芸者」。
『黒船』といいながら、ペリー提督ではなくタウンゼント・ハリス(ジョン・ウェイン)とその妾だったお吉(安藤永子)の物語。噂には聞いていたが、けっこう駄作です。他に、通訳のヒュースケンにサム・ジェフ(ひどい日本語を話す、他の出演作品は知らない)、そして、下田奉行に山村聡。この奉行や老中が突然英語を話し出す設定には、びっくり。
安藤はヒューストン監督に見出された新人らしいが、これもこの一本しか知らない。衣笠貞之助が脚本の監修をしたそうだが、それでこれとは。美術も日本と中国の折衷。全編、ステレオタイプで、アメリカはまったくの善意で日本に開港を求めたことになっている。ハリスとお吉の間も、あくまで清い関係に描かれている。ジョン・ウェインは常に正義の味方でなければなりません。去年が生誕100周年だった由(レーガンとほぼ同世代ということになる)。
ここまでひどいと、山村でさえひどくなる。かつて『北京の55日』に伊丹十三が日本人将校役で登場し、敬礼ではなくお辞儀をして、「国辱」と批判された話を思い出してしまった。
しかし、異文化のステレオタイプ化という意味では、格好の研究対象かもしれない。程度の差こそあれ、われわれも、欧米その他の文化を鋳型にはめて単純化している点を、自省しなければならない。
因みに、この作品、5ヶ月かけて、日本でオールロケしたのが売りだそうです。
通訳のヒュースケンはオランダ人で、のちに殺害される人物です。
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はじめまして。
なにやら色々と無理がありそうな作品ですね。
そもそもの表紙が…
正直見たくはなりませんです(苦笑
2008/10/3(金) 午前 7:35
クリスマス前に『天地創造』(ジョン・ヒューストン監督 1966年)を観ました。旧約聖書の最初の「創世記」の物語ですが、予想以上にわかりやすいです。台詞は少なく、聖書の語句がナレーターにより語られています。動物の動きが自然です。何故監督自身が「ノアの箱舟」のノアを演じたのでしょうか。
2009/12/12(土) 午後 1:59 [ KIYO ]