Koji Murataの映画メモ

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邦画 2008年

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10月28日

 神戸の実家で母と市川崑監督『かあちゃん』(2001年)を観賞。
 天保時代、世は乱れている。だが、ある長屋の一家は母親(岸恵子)を中心に子供たちもせっせと働き、金を貯めている。近所からは吝嗇と見られているが、そうではない。盗みの咎で罪人になった友人(尾藤イサオ)が放免された時に店をもてるよう資金を貯めてやっているのだ。この家に忍び込んだ泥棒(原田龍二)も「かあちゃん」に情けをかけられ、家族の一員になってしまう。善意の塊のような「かあちゃん」だが、実は亡夫の耳にほくろがあり、同じように耳にほくろのある男には親切なのだ、という落語のようなオチがついている。
 美術は西岡善信、脚本には和田夏十の名も。随分昔に仕込んだネタなんですね。原作は山本周五郎。音楽の宇崎竜童は、同心役でも登場する。他には大屋に小沢昭一、長屋の隣人たちに中村梅雀や江戸家子猫など。
 確かに心暖まる物語だし、居酒屋の様子などは『どら平太』を連想させる。上から瓦屋根と路面を写すアングルなども市川らしい。しかし、あまりにも単純な話で人物描写にも深みがない。だいたい、岸恵子は貧乏長屋の「かあちゃん」になんか見えないのである。やはり、市川の作品は当たり外れが大きい気がする。
 とはいえ、わが家の「かあちゃん」は単純に喜んでいたから、その点ではこの選択は成功でした。

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こんばんは。

市川監督 & 岸恵子さんなら やはり『金田一シリーズ』が一番じゃないか?と思います。
そして また、金田一シリーズも 市川監督以外だと 違和感を感じました。

2008/11/13(木) 午前 3:13 [ 藤音(とおね) ]


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