Koji Murataの映画メモ

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外国映画 2009年

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 今夜は自宅でDVD。またアイルランドものです。
 ジム・シェリダン監督『マイ・レフトフット』(イギリス、1989年)。
 ダブリンの下町。クリスティ・ブラウン(ダニエル・デイ=ルイス)は生まれながらの脳性小児麻痺で、自由に動かせるのは左足の指だけ。飲んだくれのレンガ職人の父と働き者の母、貧しい家庭の常で子供だけは多い。クリスティは知能障害と思われていたが、ある日左足指にチョークをはさんで、「母」(mother)と書き記した。成長したクリスティは、女性小児科医の助けを借りて、画才と文才を発揮する。だが、彼はその女医に失恋してしまう。
 父の死後、クリスティは自伝を出版して一躍有名になる。自伝の書名が『マイ・レフトフット』である。初恋の女医に求められて、クリスティは大金持ちの貴族が主催するチャリティに出席、その豪邸で自分の出番まで介護してくれた看護婦のメアリー(ルース・マッケイブ)に恋をする。二人は高台にデートし、ダブリンの町に乾杯するのだった。
 二人は13年の交際ののちに結婚する。クリスティ・ブラウンの自伝を基にした実話である。
 障害児に対する周囲の憐憫が、やがて芸術家への尊敬に代わる。
 デイ=ルイスは渾身の力演である。両親を演じたレイ・マカナリーとブレンダ・フリッカーも朴訥な雰囲気でよい。メアリー役のマッケイブも決して美人でないところにリアリティがある。
 誠実に力強く生きることを謳歌した作品だ。
 アイルランドの貧富の格差も伝わってくる。
 冒頭で主人公が左足でタイプを打っている。やはり、映画は冒頭ですべてを物語っているわけです。

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クルーシブルを思い出しますね。
風と共に去りぬのヴィヴィアン・リーは、タラの地にな執着を見せ、
非常に強い精神性が魅力的です。
設定がアイルランド系の家族だったと思いますが、土地と気骨さは関係があるのでしょうか。

2009/7/28(火) 午後 11:11 [ スカーレット・タトゥー ]


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