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以前にもお伝えしましたが、映画の感想に関するコメントのみをお願いします。
このブログにアクセスすることは止められませんが(私がメールを送っているのではありません、誤解しないでください)、ポエムは自分のブログにでも書いてください。
きわめて迷惑です。
皆さん、すみません。悪質なストーカー行為があったものですから。
さて、今夜は自宅でビデオ。
増村保造監督『千羽鶴』(大映、1969年)。原作はもちろん、川端康成で、彼のノーベル文学賞受賞記念作品。脚本は新藤兼人。市川雷蔵の企画だが、病をえて平幹二朗が代役を務めた。また、増村監督と若尾文子コンビの最後の作品でもある。
菊治(平)の亡父(船越英二)は茶の湯を愛する風流人だった。しかし同時に、亡父は妻がありながら、茶道の師匠(京マチ子)を愛人にし、やがてはこの師匠を捨てて、旧友・太田の未亡人(若尾)とも関係をもっていた。菊治も太田未亡人と関係をもってしまう。未亡人は息子に父の影を重ねたのである。だが、茶道の師匠の悪意が重なり、やがて、未亡人は自殺する。
菊治は未亡人の一人娘とも関係を持ってしまう。今度は菊治が娘に母の影を重ねたのである。菊治は娘を本当に愛していることに気づくが、娘は失踪してしまう。
茶道の師匠の胸には、醜い黒痣がある。「他人はこの痣を見て、自分の罪悪や醜さを感じるのです」と、彼女は言う。
美しい志野焼の茶碗に女性が仮託されている。
ただし、女優陣の演技が過剰で、はなはだ疲れました。雷蔵が主演していたならどうなったろう、というのが唯一の関心でした。
他に、老女中役に北林谷栄など。
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