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連休も終わりですね。
崔洋一監督・脚本『カムイ外伝』(松竹、2009年)。原作はもちろん、白土三平。
17世紀。非人という最下層の身分に生まれたカムイ(松山ケンイチ)は貧しさ故に、忍者となり、やがて抜け忍になる。カムイを追う追忍たちとの死闘が続く。
松山藩主・水谷軍兵衛(佐藤浩市)は残虐非道な君主である。その水谷の愛馬の蹄を足ごと奪った者がある。半兵衛(小林薫)という漁師だ。蹄で擬似餌を作るためだった。逃げる半兵衛に、カムイは遭遇する。半兵衛の妻・お鹿(小雪)も、実は抜け忍だった。二人の娘・サヤカはカムイに好意を抱く。束の間の幸せ。しかし、半兵衛は水谷の軍勢に捕らえられてしまう。カムイとお鹿は、半兵衛を救出する。
逃走中、半兵衛一家とカムイは小島にたどり着く。そこに、西国一の鮫退治の名人・渡衆が現れる。彼らを率いる不動(伊藤英明)は、自分たちも抜け忍だと、カムイに告げるのだが。
子供の頃、アニメ「忍風カムイ外伝」(1969年)を観た記憶がある。「サスケ」と並んで、暗い暗いアニメだった。
その印象が強いせいか、VFXの多用に違和感を覚えた。若手のホープ・松山ケンイチも力演なのだが、身分差別を前提にしたカムイの救いのない暗さが出ていたかどうか...
山崎務のナレーションは、淡々としながらも効果的。
大型エンターティメントとしては、文句なしに楽しめます。
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