Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

邦画 2009年

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12月30日 邦画156

 大掃除のすんだ自宅でビデオ。
 渋谷実監督『四人目の淑女』(松竹、1948年)。
 音楽学校の学生・吉田(森雅之)のもとに召集令状が届き、親しかった四人の女学生と涙の別れをする。それから四年、敗戦で吉田は復員してきた。そこで、女友達を訪ねるのだが、敗戦後のすさんだ世相の中で彼女たちは様変わりしていた。まず、没落貴族の娘(浜田百合子)は金のために成金・古川(笠智衆)と婚約しており、二番目の女(月丘夢路)は結核を患いながらダンサーになって、ヤクザと暮らしている。三番目の女(三浦光子)は歌手として成功しているが、にわかに病に倒れた。そうとは知らず尋ねてきた吉田は、マネージャー(殿山泰司)に追い返されてしまう。最後の孝子(木暮実千代)は古川の経営するクラブのママになっていた。
 吉田はすっかり失望するが、孝子は博打で彼に大金を与え、金の力を知るためにもう一度女たちを一巡するように求める。タキシードを着込んだ吉田に、没落貴族令嬢は心を奪われ、婚約は破談になってしまう。絶望した彼女は古川を殺してしまう。次に、吉田はヤクザに金を与え、ダンサーと別れるよう命じる。ダンサーとの痴話喧嘩の末、ヤクザは階段から転落死する。歌手はすでに死んでいたが、彼女は純情な遺書を吉田に残していた。孝子は死んだ歌手になりすまし、病室で故人の心情を吉田に伝える。吉田はようやく希望を取り戻した。
 他に、清水将夫や望月優子など。
 森が純情な男と非情な男を演じわけ、木暮が女メフィストフェレスの役割を演じる。
 こちらの先入観かもしれないが、笠は成金役には向いていない気がする。
 戦後の拝金主義的でモラルを喪失した社会への痛烈な風刺です。
 しっかりしたカルテット構成の脚本は新藤兼人。

 まだ大晦日に映画を観るつもりですが、このブログに書き込むのは年明けになってしまうと思います。
 元旦から「朝まで生テレビ」です。
 皆さん、この一年素敵なコメントや感想をありがとうございました。
 お手紙をいただいた方もありました。お返事できずにすみません。
 どうぞよい新年をお迎え下さい。そして、来年もよろしくお願いします。

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朝生お出になるんですね、拝見しようとおもひます。
収録は東京?
だったら映画は例によってポータブルででしょうか。

ともかく今年も無事に終わりましたね。
来年からもどうか、その美貌に磨きをかけられますように。
よい新年を!

2009/12/31(木) 午後 7:12 [ ips**lpha13* ]

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私的にいろいろ勉強不足な面もありましたが、いろいろな助言を先生をはじめ、皆様から頂きありがとうございました。私もいろいろ勉強します、「朝まで生テレビ」絶対見ます。政治や国際情勢など全く無知な私ですが、先生がご研究の末ご発言されていらっしゃるのはわかりやすいです。私も同志社大学さんへ入ればよかったです。(無理かもしれませんが。。)雷蔵映画もっと見ます。
皆様よいお年を。。

2009/12/31(木) 午後 7:27 [ なお ]


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