Koji Murataの映画メモ

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邦画 2009年

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12月31日 邦画157

 三条のMOVIXで角川歴彦製作総指揮、若松節朗監督『沈まぬ太陽』(2009年、角川映画)。原作はもちろん山崎豊子。
 国民航空というナショナル・フラッグの航空会社が舞台。
 恩地(渡辺謙)は労働組合の委員長として活躍するが、会社に疎まれカラチ(パキスタン)、テヘラン、ケニアと厳しい途上国に左遷される。妻(鈴木京香)はけなげに夫を支えるが、子供たちには大きなしわ寄せが及ぶ。一方、組合の副委員長だった行天(三浦友和)は体制に順応して出世の道を歩む。
 国民航空は御巣鷹山のジャンボ・ジェット機墜落事故という大惨事を引き起こす。帰国した恩地は遺族の世話係として粉骨砕身する。首相(加藤剛)の肝煎りで関西財界の重鎮・国見(石坂浩二)が国民航空の会長に起用され、改革に当たる。国見は恩地を重用し、社内の不正を正そうとする。だが、これが行天常務や子会社の社長・八馬(西村雅彦)との対立を生み、やがては政界を巻き込む事態になる。
 国見は八馬を解任して勇退する。恩地は行天の報復人事で、再びアフリカに飛ばされるが、その行天も背任・横領が発覚して東京地検に検挙されるのだった。
 「沈まぬ太陽」とはもちろん日本でもあります。高度成長と会社至上主義の時代のあと、モラルを喪失していく社会、しかし、なお日本再生に尽力しようという人々を、航空会社に仮託して描いています。
 3時間を越えるドラマながら、飽きません。
 西村が実にうまく老けていく。加藤剛演じる首相のモデルは、明らかに中曽根首相です。加藤が痩せていたのには驚きました。大岡越前もお年ですね。
 ラスト・シーンがやや感動の強要のような気がしてしまいます。
 他に宇津井健や香川照之ら。山田辰夫の遺作でもあります。
 今年で御巣鷹山墜落事件から四半世紀が経ちます。思えば、あの頃が戦後日本経済の頂点でした。
 

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明けましておめでとうございます。
山崎豊子さんは、この作品を通じて、企業の社会的責任や国のなすべき義務を問いかけているのではないかと思います。映画としては、大変よくできていて、演技力のある俳優揃いです。渡辺謙さん演ずる恩地がヒーローとして描かれていますが、行天もよくいるタイプの人間で、このように生きざるを得ない事情もかかえているのかもしれません。企業の内部の問題はなかなか外には出にくいものです。国のチェック機能の強化が望まれます。又、企業が体面を重んじる傾向も改めたいものです。
お正月にはお雑煮をいただきますが、各地でどのような味のものを食べておられるのでしょうか。私は元旦と2日は白味噌と豚肉で、3日は焼き餅と鶏入りのすまし汁をいただきます。兵庫県ですので丸餅ですが、20代に東京にいましたので、角餅も食べます。

2010/1/2(土) 午前 6:38 [ KIYO ]

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>KIYOさん junkoさん
明けましておめでとうございます。
私も以前、兵庫県に住んでいましたがやはり丸餅でした。
今は大阪府です。大阪の人間はお雑煮は食べないんじゃないかなー。
間違っていたらすみません。

2010/1/2(土) 午後 6:37 [ mi-na ]


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