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大阪・九条のシネヌーヴォへ。森繁久弥特集です。
川島雄三監督『暖簾』(東宝、1958年)。原作は山崎豊子。
浪花屋は大阪で昆布を扱う老舗だ。奉公人の吾平(森繁)は若くして暖簾わけしてもらえることになった。小さいながらも自分の店を構えた吾平は、奉公人仲間だったお松(乙羽信子)と結婚しようと考えていたが、本家筋の勝気な娘・千代(山田五十鈴)を押し付けられてしまう。それでも、夫婦は二男一女に恵まれ、商売に打ち込んでいった。
しかし、戦争で二人の息子は従軍し、店は空襲で焼かれてしまう。吾平が頼りにしていた長男は戦死し、そりの合わない次男孝平(森繁の二役)が戻ってくる。大卒の孝平は父の昔気質の商売を批判し、次々に近代的な手法を取り入れていく。父も負けじと働く。ようやく新店舗がオープンした日に、父は昆布の倉庫の中で亡くなるのだった。
森繁得意のコメディ・タッチで、特に後半は親子の二役を巧みに演じている。山田も達者なもの。
他に中村鴈治郎や浪花千栄子ら。
本家から分家、そして息子の活躍と、商家の三世代が描かれており、特に、戦後の関西の世相が伝わってくる。
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私も日本の古い映画観てました。最近古い映画にハマっていて。市川雷蔵の『好色一代男』と『炎上』を観ました。『好色…』では雷蔵さんはエロい金持ちのどら息子を演じていて、でも全然イヤらしさがなかった。これが雷蔵さんの魅力かなぁなんて思って好感を持ち始めてたのに、『炎上』では、超イケてない男子だった。子供の頃に吃音の友達と仲良しだったので、それは自然に受け止められるけど、雷蔵演じる主人公は性格が暗くて陰険でひねくれた感じが出過ぎてて(まあ演技が上手ってことだけど)とにかく超イケてない男子で、なんか一気に嫌いになりそう…。
2010/8/16(月) 午後 9:25 [ ロクサーヌ ]