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京都駅前シネマいいでしょう。
私は『細雪』を戦前のものを含めて3本観ています。
さて、盛岡出張中にDVDを一本。
内田吐夢監督『大菩薩峠』の第一部(大映、1957年)。
幕末。虚無の剣士・机龍之介(片岡千恵蔵)の物語。邪剣「音なしの構え」で罪のない人々を殺し、その罪ゆえに無限地獄に陥る。龍之介を兄の仇として追う青年剣士に中村錦之助、龍之介の妻とのちの恋人の二役をこなすのが長谷川裕見子。他に、月形龍之介や大河内伝次郎、千田是也ら。
以前、市川雷蔵版でも見ていますが、机役は千恵蔵のほうが苦悩に満ちているかも。
人間関係が複雑なので、一度観ただけでは理解しづらいところもあろう。
主人公の机は第一部の最後に失明しますが、時代劇のヒーローの多くが身体障害者です。その理由については、筒井清忠『時代劇映画の思想』をご覧ください。
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「大菩薩峠」私も雷蔵版ものを鑑賞しました。片岡千恵蔵版も探したいです。。何かの本で読んだのですが、大菩薩峠という名の峠は日本に何ケ所かあるらしいですが、作者がモデルとした場所が書いてちょうど100年目に浅間山荘事件(昔そういう事件があったらしいです)があったと読んだ事があります。偶然?事件の内容も知らないので、調べてみたいです。。「時代劇映画の思想」も確認しようと思います。
2010/8/21(土) 午後 11:35 [ なお ]
なおさんはじめまして。
私も吉永小百合さん出演の『細雪』観ましたよ。それに偶然なんですが、実は今、市川雷蔵さん出演の『大菩薩峠』を観てます。若いころの中村玉緒さんも出演されています。玉緒さんが可憐で可愛いのと、声が今では想像できないくらい細いことに驚きました。時の流れと言うのは、恐ろしいものだなぁ〜…ううううぅ〜(玉緒さんの笑い)。でもバラエティーによく出ていらっしゃる最近の玉緒さんも可愛いおばさまで大好きですけどね!ううううぅ〜(笑)。
2010/8/22(日) 午前 0:26 [ ロクサーヌ ]
机龍之助は剣の達人で、剣の道ではモラルを守るが世事には疎い。島田虎之助に「剣は心なり」と教えられる。千恵蔵の立ち姿はきりりとして端麗。錦之助は若くほっそりしている。山村の棚田などの色彩が美しいと思ったら、ドイツのアグファフィルムを使用していました。色彩考証の担当もいるようです。
『時代劇映画』 を読みましたが、虚無的なヒーローを登場させる映画は欧米には少ないそうですね。黒澤明監督が映像重視であることは私も認めますが、映像の残酷さのために時代劇が衰退したとは考えにくいと思います。
2010/9/2(木) 午前 9:58 [ KIYO ]