Koji Murataの映画メモ

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邦画 2010年

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10月24日 邦画97

 今夜は自宅でビデオ。
 澤井信一郎監督『わが愛の譜 滝廉太郎物語』(1993年、東映)。
 東京音楽学校で学ぶ滝廉太郎(風間トオル)はピアニストを志す。親友の鈴木(天宮良)や才媛の中野ユキ(鷲尾いさ子)たちに支えられ励まされえるが、滝は生来の病弱で、父(加藤剛)の郷里・大分県竹田に戻ることになった。そこでは芙美(藤谷美紀)という女中が、廉太郎に恋心を抱きながら、甲斐甲斐しく介抱してくれた。
 やがて、廉太郎は復学する。だが、鈴木は家庭の事情で退学を余儀なくされ、芙美は東北に妾奉公に出されてしまう。そして、ユキはドイツ留学に。一年遅れて、彼もライプツィッヒへ留学することに。廉太郎とユキはドイツ音楽の水準に圧倒されるが、彼は挫けそうになる彼女を支える。
 しかし、過酷な勉学のため、廉太郎は結核を再発させ帰国することに。再び大分に戻った彼は、ユキに未完成のピアノ曲を残して、23歳10ヶ月で他界する。
 他に、檀ふみや藤村志保ら。
 映画としては格段の魅力はありませんが、「四季」や「荒城の月」が美しく演奏され、ベートーベンやショパンを堪能できます。
 「自己憐憫と苦悩はちがう」と檀ふみ演じる幸田延(幸田露伴の妹で、音楽での第一回の国費留学生)が言う。
 外国の軍楽隊に刺激されて、軍部が音楽の留学を奨励しはじめたという話が出てきます。音楽も国策だったのです。
 風間が繊細な滝廉太郎を一生懸命演じています。
 天宮良って、今どうしているのでしょうか?


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