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自宅でDVD。
ハル・アシュビー監督『さらば冬のカモメ』(アメリカ、1973年)。
ノーフォークの海軍基地。募金箱からわずか40ドルを盗もうとした罪状で、18歳の水兵メドウズ(ランディ・クェイド)は8年の懲役刑に服する羽目になった。古参の下士官バダスキー(ジャック・ニコルソン)と黒人のマルホール(オーティス・ヤング)が、彼をポーツマスの海軍刑務所まで護送することに。
メドウズは盗癖こそあるものの、気の弱い真面目な若者だ。やがて、バダスキーとマルホールは彼に好意を抱き、酒を飲ませたり、郷里に立ち寄ったり、さらには、売春婦を抱かせて童貞を卒業させたりと、道中でせめてもの思い出作りをしようとする。
いよいよ刑務所に到着の直前、メドウズは逃亡を図る。だが、二人に取り押さえられてしまう。逆に、二人は囚人に怪我をさせたことを咎められるのだった。
途中で、一行は日蓮宗の信者たちに出会う。その中の女性がメドウズに逃亡を勧めるのだった。
メドウズは「ナンミョーホーレンゲキョー」と意味もわからずに繰り返す。
原題は"The Last Detail"で、最後の任務という意味。邦題は洒落てますね。
例によって、ニコルソンが印象的な演技を披露しています。
ベトナム戦争末期のアメリカ社会の空気が透けて見える作品でした。
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