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札幌の映画館でマイケル・ホフマン監督・脚本『終着駅 トルストイ最後の旅』(ドイツ、ロシア、2009年)。
文豪トルストイ(クリストファー・プラマー)の妻ソフィア(ヘレン・ミレン)は悪妻として知られる。トルストイを崇拝するトルストイ主義者のチェルトコフらは、文豪を妻から引き離し、著作権を民衆のために放棄させようとしている。
トルストイの個人秘書に雇われた若いワレンチン(ジェームズ・マカヴォイ)は、トルストイ夫人への好意とトルストイ主義との間で揺れ動く。美しいマーシャと恋に落ちて、男女関係の機微も理解するようになる。
だが、側近たちと妻との確執から、トルストイはついに家出を決意する。その旅先、まさに人生の終着駅で文豪は倒れる。瀕死のトルストイが最後に口にしたのは、悪妻とされたソフィアの名前だった。
私は独身ですが、夫婦とは実に不思議なものですね。
「私は立派なトルストイ主義者ではない」と、トルストイは言う。マルクスもそう言いました。偶像化されるのも大変です。
ミレンもプラマーも、そして若いマカヴォイも、たいへん重厚な演技でした。
今年はトルストイの没後100年です。
トルストイが暮らしたヤースナヤ・ポリャーナにも行ってみたくなりました(さすがに、これは中々実現しないでしょうが)。
映画で歴史上の人物の半生を鑑賞するのも、よいものです。
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それぞれのナイーブな部分や複雑な感情がうまく描かれているのでしょうか。俳優陣が良いメンバーですねえ。 トルストイと悪妻はよく語られますが 夫婦ってすごい!と、私も思います。 映像も良いのでしょうね〜。
2010/10/29(金) 午後 10:00 [ その ]
私はトルストイ本人のことはよく知りませんが、少し変わった人だったと聞いたことがあります。
『アンナ・カレーニナ』を読んだことがあるのですが、あんな難しい本を書くのだからなんだか納得です。
ところで北海道はロシア正教の教会が多いそうですね。私はイコン画を見ると心が癒されます。
因みに『アンナ・カレーニナ』に出てくるコスチャ(コンスタンティン)は、トルストイ自身らしいですね。
2010/10/30(土) 午後 9:00 [ ロクサーヌ ]
「悪女」はなかなか魅力的に響き、「悪妻」は恐ろしいですね。ヘレン・ミレンは『クィーン』の演技が印象的でした。尊敬は良いものだが、本人も周囲をも緊張させる。ソフィアは悪妻なのか?トルストイは50才までに家族や富、名声を得てしまいます。子供が13人もいました。その頃から深い悩みを持ち始め、キリスト教に傾倒していきます。貴族としての財産の放棄や著作権を公のものにすることを望みます。家族はそのために分裂します。夫婦各々が日記を書いていました。
2010/12/12(日) 午後 1:08 [ KIYO ]