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新山口から京都に戻る新幹線で、DVDをもう一本(確かに、よく観ますね)。
ジョン・ヒューストン監督『ザ・デッド 『ダブリン市民』より』(アメリカ、1987年)。巨匠の遺作だそうです。原作はもちろん、ジェームズ・ジョイスの短編小説。
20世紀最初のクリスマスの夜、雪の降り積もるダブリン。
今年も老姉妹が親戚や友人を集めて、パーティーを開いている。ダンスや誌の朗読、そして暖かい夕食と談笑が続く。
いよいよ散会となり、老姉妹の甥ゲイブリエル(ドナルド・マッキャン)は、妻グレダ(アンジェリカ・ヒューストン)を伴って、グラシャム・ホテルに戻る。だが、ある歌を聴いてから、妻の様子がおかしい。問いただすと、17歳の時の初恋の青年が愛唱した歌で、その青年はグレダが修道学校に入るため別れるのを惜しんで、死んでしまったのだという。
自分のまったく知らなかった妻の過去。死んでいった青年。
夫婦とは、人生とは何かと考えながら、ゲイブリエルは窓の外の雪を眺めていた。
死んだ人や老姉妹のようにやがて死に行く人々を思うから、「ザ・デッド」なわけです。
原作は私も好きですが、忠実に映画化されていると思います。
この小説を読んで、2年前に私もグラシャム・ホテルに宿泊したことを思い出しました(真夏でしたが)。
アイルランド独立運動を支持する女性が、ゲイブリエルのことを「親英」と非難する。その英語表現は West Britain。アイルランドがイギリスの西に位置するからですね。
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素敵な話ですね。映画の舞台に行くのも良さそうですね。 京都に住んでいると、それだけで様々な物語の舞台にはなっていますが・・。 遺作というのは、色々思い入れがあってこちらにも心に響くものを感じます。
2010/11/7(日) 午後 7:57 [ その ]
これ いただきっ!
もう行きたい所がなくて、マイルどうしようかなと思ってましたが、ダブリンに決めました。ロビー(サッカー選手)、ボノのファンでもありますし、
3月頃決行します、先生ありがとう!
2010/11/8(月) 午前 7:52 [ 江戸のもの ]
たまたま、レーガン大統領が祖国のアイルランドに里帰りをして歓迎されたという記事をみて、先生が行かれたというのはそういうことだったのかと、遅ればせながら知った次第、そりゃそうですよね、物見遊山で行かれるはずありません。グラシャムホテル メモメモ。
2010/11/10(水) 午前 6:59 [ 江戸のもの ]
あのタイタニック号が最後に寄港したのが、アイルランド南部のコーヴでしたね。
2010/11/10(水) 午後 3:29 [ KIYO ]