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もう顔見世にシーズンになりましたか。
鹿児島への出張でDVDを一本。
ロマン・ポランスキー監督『ローズマリーの赤ちゃん』(アメリカ、1968年)。
俳優のガイ(ジョン・カサベテス)とローズマリー(ミア・ファロー)の夫婦は、ニューヨークの古いアパートに引っ越してくる。隣人の老夫婦ローマンとミニー(ルース・ゴードン)はお節介なぐらい親切だ。
ある夜、ローズマリーは悪魔にレイプされる夢を見る。それからしばらくして、彼女は妊娠した。ローズマリーはひどいつわりに苦しむが、老夫婦の紹介してくれた産婦人科医は問題ないと言う。夫は自分の仕事に夢中だ。
ローズマリーを心配する旧友のハッチは、突然意識を失い、亡くなってしまう。死後、彼から届いた書物は、悪魔に関するものだった。周囲の者がみな結託して、自分の赤ん坊を悪魔に捧げようとしているのではないかと、ローズマリーは考え出す。
ついに出産。死産だったと夫は言う。しかし、夜中に赤ん坊の泣き声が聞こえてくる。隣家に忍び込んでみると、そこでは悪魔の信者たちの集会が開かれており、ローズマリーは自分が悪魔の子を産んだと知るのだった。
ホラーというより、優れた心理劇だと思います。
悪魔の赤ん坊の顔はついにわかりませんし、最後には母親は母性愛を表情に示します。
大都会の中の孤独が、ひしひしと伝わってきます。
ロケ地はジョン・レノンが住んでいたアパートだったとか。この建物が、いかにも禍々しい雰囲気をたたえています。
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ローズマリーの赤ちゃん は私の中では ホラーの先駆けのような映画です。
昔は全てを見せない事でより想像力を掻き立てられ、恐怖を感じる映画が多くありましたね。 ただ、なぜかとても芸術的で冷たい空気が画面から伝わる作品が多く、昔のホラーの方が私は好きです。
2010/11/16(火) 午前 0:00 [ その ]
シネ・リーブルで 『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』 を観ました。怪我のため1ケ月ぶりの映画館ですが、スクリーンが大きく見える気がしました。デビュー前のジョン・レノンは、生みの母と育ての母の間で揺れ動いたようです。停学中にバンジョーの演奏を教えてくれたのが、実のお母さんでした。ポール・マッカートニーも既にお母さんと死別していたようです。そんな状況の中で、ビートルズの音楽は生まれたのですね。
2010/11/28(日) 午後 0:31 [ KIYO ]