Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

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 皆さん、明けましておめでとうございます。
 年末年始にはたくさんのコメントを戴き、ありがとうございました。
 さて、神戸の実家で母と、今年最初の映画です。
 田坂具隆監督『陽のあたる坂道』(日活、1958年)。原作は石坂洋次郎。
 田代家は上流階級で、陽のあたる坂道に邸宅がある。
 田代(千田是也)と夫人(轟夕起子)には、医者で秀才の雄吉(小高雄二)と画家で野生的な信次(石原裕次郎)、そして方足の不自由な高校生くみ子(芦川いづみ)の三人の子どもがあった。くみ子の家庭教師として美人大学生のたか子(北原三枝)が雇われる。
 実は、三兄弟の中で信次だけが、妾の子どもだった。たか子と同じアパートに住むジャズ歌手の民夫(川地民夫)の母が、信次の実母だったのだ。さらに、くみ子の足が悪いのは、信次のせいで起こった子どもの時の事故だとされていたが、実は兄の雄吉を信次がかばっていたのだ。
 この二つの秘密に、たか子をめぐる雄吉と信次との三角関係、そして、くみ子と民夫の恋愛が絡む。しかし、全体は石坂らしく、きわめて明るい青春物語である。
 轟の存在感が圧倒的。
 この作品では、明確な貧富の格差が前提になっていますが、この格差が縮小し再び拡大したのが、その後の半世紀の歴史でした。
 3時間を越える作品なので、これまでなかなかトライできませんでした。
  

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雪の中で新春を迎えた皆様もいらっしゃるでしょう。海外から知人が一時帰国したり、延期になっていた母の法要と新年会の進行役をしたり、私は忙しい年末年始を過ごしました。
本年1作めは『台北に舞う雪』(フォ・ジェンチイ監督2009年)声が出なくなった歌手と両親と離別した青年との出会い。青年の優しさと看護のおかげで、女性は声と健康を回復します。素朴で叙情的な作品です。雪が降れば願い事がかなうそうです。
今年も良い年でありますように☆

2011/1/4(火) 午後 4:02 [ KIYO ]


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