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三条ムーヴィックスへ。
篠原哲雄監督『小川の辺』(2011年)。原作は藤沢周平。
東北の小藩。佐久間森衛(片岡愛之助)は藩主に取入る侍医(西岡徳馬)を批判し、農政改革を献言したため謹慎を命じられ、妻の田鶴(菊地凛子)と脱藩した。藩の重役たち(笹野高史ら)は田鶴の兄・戌井朔之助(東山紀之)に佐久間の討伐を命じる。
佐久間は成田の周辺に潜んでいるとか。田鶴も剣の使い手で、夫を守ろうとすることは必至だ。戌井兄妹と兄弟同様に育った奉公人の新蔵(勝地涼)も、田鶴を心配して、戌井に同道する。
やがて、戌井らは佐久間夫妻を小川の辺の小屋に発見するのだった。
小川のように静かに時間が流れていく。美しい風景の中で、寡黙な東山が格段に光る。
しかし、菊地も勝地も驚くほど鬘が似合わない。
愛之助の科白回しも大袈裟だ。ただし、東山と愛之助の剣の勝負は見事なもの。
原作が短編だから、ストーリーに起伏がないのは仕方ないでしょう。
他に藤竜也(今年で70歳!)や松原智恵子ら。重臣たちの一人に,西沢利明も。さすがに老けたが、懐かしい俳優さんです。
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