Koji Murataの映画メモ

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邦画 2011年

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7月19日 邦画70

 沖縄への途次にDVD。
 今井正監督『ひめゆりの塔』(東映、1953年)。
 昭和20年3月。いよいよ米軍が沖縄に上陸してくる。
 女学生たち(香川京子ら)はひめゆり部隊を結成して、軍に協力している。彼女らは宮城先生(津島恵子)ら先生たち(他に、岡田英二や信励三ら)を慕って団結している。しかし、米軍の攻撃で仲間を失い、退却を余儀なくされる。軍隊は彼女たちを守ってくれない。
 いよいよ、洞穴に追い詰められて、一人の女学生が米軍に投降しようとすると、今まで優しかった軍医(藤田進)が彼女を背後から射殺するのだった。結局、女学生たちも教師たちも、全滅してしまう。
 宮城先生を囲む女学生たちは、やはり女性版ホモソーシャル的関係です。
 岡田演じる教師はアメリカ経済について論文を書いていますから、相当のインテリです。
 米軍の攻撃も過酷だが日本軍も横暴、沖縄への差別もうかがえる――白黒の映像が現実感を増しています。
 『ひめゆりの塔』は何度も映画化されていますが、戦後わずか8年目の本作が最も評価が高く、興行的にもヒットしたようです。


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