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東京からの帰路にDVD。
山田洋次監督『遥かなる山の呼び声』(松竹、1980年)。民子三部作の最後の作品。日本版『シェーン』であり、タイトルも『シェーン』の主題歌による。
民子(賠償千恵子)は夫を亡くし、一人息子の武志(吉岡秀隆)と酪農牧場を苦労しながら経営している。そこに、旅の男・田島(高倉健)が現われ、牧場を手伝いたいという。民子ははじめ半信半疑だったが、武志は田島を慕うようになる。また、民子にしつこく言い寄る会社社長(ハナ肇)も、田島との喧嘩に敗れてからは彼を兄貴と慕うようになる。
だが、田島は逃亡中の殺人犯だった。男はやがて逮捕される。しかし、民子はいつまでも田島を待つ覚悟を決めるのだった。
他に、武田鉄矢や畑正憲(獣医の役)、渥美清(人口受精師)ら。
田島が網走刑務所に護送される、ラストの車中が感動的。
ハナの演じる会社社長は矮小な人物だが、思いのほかの男気を示す。矮小の中の偉大を見過ごすと、偉大の中の矮小にも気づかなくなります。
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