Koji Murataの映画メモ

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外国映画 2011年

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 新宿武蔵館でスサンネ・ビア監督『未来を生きる君たちへ』(デンマーク・スウェーデン、2010年)。
 昨年度のアカデミー賞とゴールデングローブ賞の最優秀外国作品賞を受賞した作品です。
 クリスチャン少年は母を癌で亡くし、父とともに祖母のいるデンマークに引っ越している。転校先の学校で、エリアスがいじめに会うのを目撃し、クリスチャンは暴力でいじめっ子を撃退する。
 エリアスの両親は別居しており、父アントン(ミカエル・パーシュブラント)は医師としてアフリカで難民の医療に従事している。そこはビッグマンたちの暴力が支配する地域だ。
 デンマークに戻ったアントンは、エリアスやクリスチャンと一緒の折に、労働者から暴力を受ける。アントンは非暴力を貫くが、クリスチャンはエリアスを誘って、件の労働者への復讐を画策するのだった。
 原題は「復讐」という意味だそうです。復讐と暴力の連鎖から脱して、赦しに至る道、二組の親子の和解が描かれています。
 そして、北欧の福祉社会とアフリカ荒涼たる砂漠が、一つにつながります。
 派手さはないが、デンマーク映画の底力を感じさせる作品です。

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