Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

外国映画 2011年

[ リスト ]

 岡山からの帰路にDVD。
 フランソワ・デュペイロン監督『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』(2003年、フランス)。
 1960年代のパリの裏町。
 13歳になるユダヤ人の少年モモ(ピエール・ブーランジェ)は幼い時に母に捨てられ、父と二人暮しだ。父は仕事に忙しくモモに無関心で、モモの知らない兄の話ばかりしている。
 モモは近くの雑貨店を営むトルコ人のイブラヒム(オマー・シャリフ)と親しくなり、コーランに興味を抱く。やがて、モモの父が失踪の上自殺した。イブラヒムはモモに笑うことを教え、自分の郷里まで一緒に旅に出るのだった。
 老人の言葉はどれも宗教的で哲学的だ。コーランの教えの優しさが伝わってくる。
 当時のオマー・シャリフは70歳で、なかなかの風格である。
 モモは売春婦と肉体関係をもつ大人びた面と、隣家の少女との恋に失恋する思春期の面影をもっている。
 父がしばしば語った理想的な兄は、実は架空の人物だった。
 少しお説教臭いが、まずは愛すべき佳作でした。
 
 

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事