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松山に向かう車中でDVD。
デヴィッド・リンチ監督・脚本『イレイザーヘッド』(1977年、アメリカ)。
白黒のシュールで不気味な映画です。
フィラデルフィアの工場の地下に、ヘンリー(ジャック・ナンス)という工員が暮らしている。奇妙なヘヤスタイルである。ある日、彼女の自宅で夕食に招かれ、ヘンリーは二人の間に未熟児が生まれたことを知る。
二人は赤ん坊を育てるが、魚のような不気味な赤ん坊は夜鳴きを続け、妻は家出してしまう。やがて、ヘンリーも幻想に悩まされ、ついにハサミで赤ん坊を切り裂くのだった。
地下生活は抑圧や搾取を、未熟児は社会のしがらみを、幻想は抑圧された欲望を暗示している、などと解釈もできるが、意図的に難解に作られており、真意はよくわかりません。
ドイツ表現主義のような映像で、忘れられない作品になったことは間違いありません。
リンチ監督のカルト的デビュー作。
「イレイザーヘッド」は鉛筆についた消しゴムのことで、ヘンリーのヘヤスタイルがそうですし、大量生産に従事する、思考を否定された労働者(彼自身が大量生産される)とも解釈できますが、これも真意は(少なくとも私には)不明です。
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この作品は、リンチ監督の自主製作品だと聞いています。カンヌで賞をとった、マルホランドドライブ という作品も私にとってしばらく、頭の中で・・・?と考えてしまうものでした。リンチ監督はシュールなものを作りますね。
2011/10/2(日) 午前 8:00 [ その ]