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金沢に向かう車中でDVDを一本。
大島渚監督『愛と希望の街』(松竹、1959年)。
大島の監督デビュー作で1時間ほどの小品です。
川崎が舞台。貧しい中学生の正夫(藤川弘史)は、鳩を売って生計を立てている。買った人の不注意で、鳩は正夫のもとに戻ってくるので、また商売ができる。母(望月優子)は病弱な靴磨きで、妹は知恵遅れだ。
良家の子女・京子(冨永ユキ)が正夫に関心をもち、父(須賀不二男)の工場に正夫を就職させようとする。正夫の担任の女教師(伊藤道子)も熱心で、京子の兄(渡辺文雄)と交渉を重ねるうちに恋愛感情が芽生える。
だが、正夫は採用されなかった。詐欺まがい鳩の商売が発覚したからだ。京子は正夫から鳩を買い取り、兄に猟銃で撃ってもらう。正夫が二度と鳩で商売できないようにだ。
地元の小さな工場で働きながら、正夫の新しい人生が始まった。
母は息子をなんとか高校に進学させて、貧困から抜け出させようと願うが、それも叶わない。
しかし、正夫の目は澄んでいる。
藤川、冨永、伊藤と、ほとんど数本の出演作品しか持たないようです。
なにか、三島由紀夫の短編を読んだような印象でした。
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今、BS NHKで若尾文子さん特集やっていますよ。観てらっしゃいますか?
2011/11/22(火) 午後 9:18 [ Via francesca ]
若尾文子さんはご自分のことを「やっかいな生き物」と表現されていました。この言い方はとても素敵です。
2011/11/29(火) 午後 6:58 [ KIYO ]
ある時期の大島さんは、迫力がありましたね。じゃあ、また。
2012/4/13(金) 午後 9:30