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また京都シネマへ。
及川拓郎監督・脚本『シャッフル』(2011年)。原作は劇団スパイスガーデンの公演だそうです。
とある田舎町で銀行強盗事件が発生し、5人の犯人が逃亡する。
1週間後、記憶喪失の青年・戸部(金子ノブアキ)のもとに日給200万円のモニター調査依頼が届く。会場の地下室には、轟(賀来賢人)、堺(鎌刈健太)、物部(ムロツヨシ)が集まってきた。さらに、主催者の神宮寺(市川亀治郎)も現れ、不思議なゲームが始まった。
実は、彼らこそ銀行強盗で、現金を秘匿した戸部の記憶を回復するための企てだったのだ。しかし、彼らに銀行強盗を依頼したミスター山下とは誰なのか?そして、5人の中に裏切り者はいるのか?
二重三重の逆転劇と混乱が待っていた。
他に、光石研ら。
日本円がアジア共通通貨に切り替わる直前という設定。
鎌刈は好演だが、大阪のヤンキーが「わて」などという一人称を使うわけがない。脚本の失敗でしょう。
また、鮮やかな逆転劇は一度だから効果があるので、本作では食傷気味になります。才子、才におぼれる、でしょうか?
『レザボアドッグス』を連想させる展開でした。
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劇団スパイスガーデンのことは知らなかったのですが、この作品は演劇だと面白いでしょうね。シャッフルして展開が変化していき、舞台装置も変化すれば楽しめます。不条理の世界に役者も観客も入り込まないと難しいですね。「ようこそ、シャッフルへ」神宮寺は不思議な力を持つ男ですが、市川亀治郎さんが演じています。
先日、市川猿之助、市川中車さんの襲名披露公演を観てまいりました。新猿之助さんの狐忠信は伝統的でありながら、若々しく大胆でした。中車さんは体当たりの演技をされていました。皆さん、大いにかぶいていただきたいものです。
2012/6/9(土) 午後 11:20 [ KIYO ]