Koji Murataの映画メモ

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邦画 2011年

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 神保町シアターへ。
 渡辺祐介監督『黒の奔流』(1972年、松竹)。原作は松本清張。
 旅館の女中・藤江(岡田茉莉子)は、金持ちの男性客(穂積隆信)を谷に突き落として殺したとして、逮捕・起訴される。 野心家で売れない弁護士・矢野(山崎務)が国選弁護士に。矢野は恩師(松村達夫)の歓心を買うためにも奮発し、逆転無罪を獲得した。矢野は一躍マスコミにも注目され、恩師の令嬢(松阪慶子)との婚約話も進む。
 だが一方で、矢野は藤江を事務所に雇い、肉体関係を持つようになっていた。矢野は藤江を退けようとするが、藤江は妊娠したと言い、しかも、自分は犯人だったと告白するのだった。出世のために、矢野は藤江の殺害を計画するが。
 他に、佐藤慶や中村伸郎も。
 いかにも清張的な展開です。
 松阪が実に若い!

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松本清張の作品はいろいろと考えさせてくれます。この物語の中で最も悪いのは、もしかしたら被害者の男性ではないかと思ったりもします。岡田茉莉子さんは悲しく、又逞しい女性を見事に演じています。犯人はいったい誰だったのでしょうか。この頃の山崎努さんは演技がまだもの足りない感じ。赤、青、黄色などの公衆電話が出てきて、懐かしく思い出しました。
シネマ歌舞伎『天守物語』を観ました。玉三郎主演の泉鏡花作品の上映が3作続きます。鏡花の世界にスーッと入ることが大切だそうです。

2012/1/31(火) 午前 10:48 [ KIYO ]


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