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上京する新幹線の中でDVDを一本。
オリヴァー・ストーン監督『トーク・レディオ』(アメリカ、1988年)。
ダレスの地方ラジオ局の人気パーソナリティー・バリー(エリック・ポゴジアン)は、過激なトークが売りだ。だが、彼の放言に反発し、彼を憎む聴取者も少なくない。嫌がらせの手紙や電話も相次ぐ。
そんな中で、バリーの番組を全国ネットで放送する話が持ち上がる。別れた妻への断ち切れない思いや社長(アレック・ボールドウィン)からの圧力などで、バリーはますますヒステリックになっていく。
ようやく過激な一夜の放送を終え、全国ネット入りが正式に決まる。ところが、スタジオの外で、バリーは彼を憎む聴取者の男に射殺されるのだった。
デンバーで実際に起こったラジオ・パーソナリティーの殺人事件を下敷きにしている。
ストーンとポゴジアンが共同で脚本に当たった。
スタジオに電話をかけてくる聴取者も過激で、バリーに「ユダ公、ホモ、アカ」などの罵声を浴びせる。
1980ね代の規制緩和を背景にした、ネット世界の原型がここにあります。
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ラジオ番組で過激な発言を売りにしているパーソナリティーが出てきます。狭量な世間と対峙すると言っていますが、やらせもあるし、リスナーを煽っています。「良識をふりかざす人を見ると、滅茶苦茶にしてやりたくなる」と授業で話された大学の先生がいましたが、知的な毒舌はなかなか難しいようです。
2012/5/15(火) 午後 3:37 [ KIYO ]