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東京に向かう車中でDVDを一本。
シドニー・ルメット監督『セルピコ』(1973年、アメリカ)。
フランク・セルピコ(アル・パチーノ)は警察学校を卒業して、希望に胸を膨らませながらニューヨーク市警に入った。しかし、そこには無気力や汚職が横行していた。セルピコは賄賂の受け取りを拒否して、仲間から疎外され部署を転々とさせられる。恋人とも別れた。ついに内部監察に訴え出るが、警視総監も市長も及び腰だ。
さらに、セルピコはマスコミにも働きかける。そのため、捜査中に仲間に見殺しにされて重傷を負う。それでも、彼は公聴会で証言を貫くのだった。
実話に基づくとの由。
今では珍しくない内部告発だが、40年近く前には相当な覚悟を要したでしょう。
アル・パチーノが力演。セルピコは徐々に長髪・髭面になり、どこか殉教者、さらにはイエス・キリストを彷彿させる。
アイルランド系の多いニューヨーク市警の中でのイタリア系やユダヤ系の微妙な立場など、人種問題も考えさせられます。
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