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エリア・カザン監督の遺作『ラスト・タイクーン』(1976年、アメリカ)。
スコット・フィッツジェラルドの未完の遺作を映画化したもの。脚本ものちにノーベル文学賞を受賞するハロルド・ピンターと豪華。
黄金時代のハリウッド。若く有能なプロデューサーのスター(ロバート・デニーロ)は、謎の美女キャサリン(イングリッド・ボルティング)に一目ぼれする。大女優だった亡妻にそっくりだったからだ。だが、キャサリンには婚約者がおり、数度の逢瀬の末に彼女はスターの前から姿を消す。
その間、スターは左翼脚本家(ジャック・ニコルソン)と争い、自分に嫉妬する撮影所長(ロバート・ミッチャム)との権力闘争に敗れて、孤独のうちに失脚するのだった。
他にも、ジャンヌ・モローやとにー・カーチスなど往年の大スターが俳優役で、また、レイ・ミランドやドナルド・プレゼンスなど、渋い名優が顔を揃えている。ミランドとプレゼンスはともに『刑事コロンボ』で印象的な犯人役を演じています。『コロンボ』こそは、私とハリウッド俳優たちとの最初の出会いだったかもしれません。
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昨日は「原爆の日」でした。私も戦後すぐ50歳で亡くなった祖父のことを想像していました。
『ラスト・タイクーン』 このプロデューサーはエリア・カザン監督自身のことなのでしょう。経営者やシナリオライターとの確執もありそうな件ですね。「君のことを失いたくない」という言葉の「君」とは愛妻と映画そのものを指すのでしょうか。
2012/8/7(火) 午前 8:41 [ KIYO ]