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イングマール・ベルイマン監督『不良少女モニカ』(1953年、スウェーデン)。
ストックホルムの陶器屋で丁稚をする少年ハリイ(ラルス・エクボルイ)は、喫茶店でモニカ(ハリエット・アンデルソン)と出会い、親密になる。だが、ハリイは職場で、モニカは家庭で不遇だった。少女は家出し、少年は職を捨てて、二人で少年の父が保有するボートで一夏をすごす。
しかし、モニカは妊娠し、その上、二人の所持金はなくなり、モニカは別荘地に盗みに入るまでに。やがて、二人は町に戻り、モニカは女の子を出産する。まじめに働いて幸せな家庭を築こうとするハリイだが、モニカは夫の出張中に浮気をし、ついには、夫と娘を捨てて家出してしまうのだった。
ベルイマン監督作品としては、わかりやすい仕上がり。
はち切れるばかりの10代の肉体と未熟な精神の不均衡。
福祉先進国で60年も前に描かれた、未熟な少年少女の家庭的崩壊は、今の日本社会にも当てはまるところが多いようです。
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