Koji Murataの映画メモ

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5月19日

 昨日、京都文化博物館で、山本嘉次郎監督『加藤隼戦闘隊』を観ました。1944年に作られた戦意高揚映画です。軍部が全面協力した由。藤田進が豪放磊落で部下思いの加藤部隊長を講演しています。その点だけでも楽しめます。他に、大河内伝次郎や黒川弥太郎ら。ハワイ生まれの灰田勝彦が歌う主題歌は有名です。
 
 DVDを二本。
 バリー・レヴィンソン監督『バグジー』(1991年、アメリカ)を観ました。「バグジー」(害虫)と忌み嫌われたマフィアのベン・シーゲル(ウォーレン・ベイティ)が駆け出し女優のヴァージニア(アネット・ペニング)を本当に愛し、まだ砂漠だったラスベガスにカジノ付の巨大ホテルを建造しようとする。だが、その費用は当初予算を大幅に超え、ついには組織にま抹殺されるのだった。他に、ハーヴェイ・カイテルがミッキー・コーエンを演じています。ベイティという俳優は二枚目ですが、こういうエキセントリックな役が似合います。
 E.A.デュポン監督『ヴァリエテ』(1925年、ドイツ)。ドイツ表現主義の古典です。
 服役中の囚人の回想。サーカス団の団長(エミール・ヤニングス)は、愛する妻(ベルタ・マリー)と空中ブランコを演じている。そこに、二枚目の曲芸師が加わり、やがて、妻との不倫関係が進行する。事実を知った団長は、嫉妬のあまり曲芸師を殺してしまうのだった。冴えない中年男とコケテイッシュな若い妻の組み合わせ、空中ブランコと、その後の多くの映画の原型を提供しています。『嘆きの天使』ともよく似ています。「ヴァリエテ」は曲芸団の意味。
 

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