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最近観た映画を3本。
山本薩夫監督『にっぽん泥棒物語』(東映、1965年)。京都文化博物館の三国連太郎追悼特集で。
敗戦からほどない東北が舞台。主人公(三国)は蔵破りの泥棒。だが、獄中で母親(北林谷栄)の死の報に接して、心を入れ替える。見知らぬ土地で妻(佐久間良子)さえ迎える。
ところが、鉄道転覆事件の目撃者として、証言を求められることになった。主人公は盗みの途中に真犯人を目撃したのだ。過去の暴露を恐れて、主人公は苦悩するのだが。
他に、江原真二郎、伊藤雄之助ら。
飄々とした三国の人物造形は見事。コメディの中に鋭い社会風刺が含まれています。最後の法廷でのやりとりは抱腹絶倒。
アントワーン・フークア監督『エンド・オブ・ホワイトハウス」(2013年、アメリカ)。
こともあろうに、ホワイトハウスが、わずか13分で北朝鮮のテロリストに占拠され、大統領(アーロン・エッカート)まで人質になってしまう。元シークレットサービス(ジェラルド・バトラー)が単身、大統領救出に当たる。『ダイハード』のホワイトハウス版。
女性の国防長官や黒人女性のシークレットサービス長官が登場し、黒人の下院議長(モーガン・フリーマン9が大統領代行に(副大統領も人質になっている)。なかなか時代の先をいった話です。
同志社大学ハーディーホールで、ジャック・ドゥミ監督の長編処女作『ローラ』(1961年、フランス)。
港町ナントが舞台。人生に悩む若者が、偶然に幼馴染で初恋のローラ(アヌーク・エーメ)に再会する。彼女は子持ちのダンサーで、初恋の男がいつか戻ってくるのを待っている。登場人物が微妙にすれちがい、初恋にこだわり続ける。いかにもフランスらしい、哲学的でお洒落な作品でした。
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