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ディアオ・イーナン監督『薄氷の殺人』(中国、2014年)。
中国版フィルム・ノアールで、バラバラ死体の連続猟奇殺人事件の背後に、薄幸の美女がいる。元刑事が事件を追いつつ、この女に魅せられていく。現代中国の地方都市の寂しげな風景が、心に残る。
ケン・ローチ監督『ジミー、野を駆ける伝説』(イギリス・アイルランド・フランス、2014年)。
1930年代のアイルランドの片田舎で、教会や保守勢力と抗いながら、住民たちのためにダンス・ホールを建設した、アメリカ帰りのジミー・グラルトン(バリー・ウォード)の物語。実話に基づくという。ローチ監督のアイルランドへの愛着とこだわりが伝わってくる。小さな抵抗から自治が生まれる。それゆえ、権力や権威はそれを押さえ込もうとする。神父役のジム・ノートンやジミーの母親役のアイリーン・ヘンリーも印象的。
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